長期インターンとは、学生が企業でビジネススキルを身に付けながら、社員と同様の仕事を担当するインターンを指します。
長期インターンは参加期間が1ヶ月以上であり、最低でも3ヶ月以上働くことが求められています。
また、任される仕事が労働とみなされるため、学生も企業から給与をもらうことができます。
そのため、長期インターンは有給インターンと呼ばれる場合があります。
長期インターン選考の合否連絡がどのように来るのか気になりますよね。
企業によって異なりますが、連絡方法としては電話・メール・SNS・採用ツールやアプリ・エージェント経由などがあります。
長期インターン選考の日程調整や挨拶をメールでした場合は、合否連絡もメールで来ることが多いです。
また、長期インターン選考の最後に合否連絡について伝えてもらえることも多いので、わからない場合は聞いてみてましょう。
長期インターン選考の合否連絡がメールで来た場合、どのような返信をしたらいいのか悩みますよね。
ビジネスメールは言葉遣いはもちろん、形式にも注意しなくてはいけないので、戸惑う人もいると思います。
そこで、ここでは長期インターン合否連絡への返信方法をご紹介します。
長期インターン選考に合格し、その企業で長期インターンをする場合は、以下のように返信します。
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件名:長期インターン採用のお礼(○○大学○○学部(氏名))
○○株式会社
○○部○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部△△と申します。
先般は、お忙しいところ面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。
この度は、貴社の長期インターンに採用していただき、ありがとうございます。
ぜひとも参加させていただきます。
いただいたメールに記載のあった通り、〇月〇日〇時に本社へお伺いします。
○○スキルを習得し、貴社の事業に貢献できるよう、精一杯取り組む所存でございます。
長期インターン中は、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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署名
(氏名)
○○大学○○学部○○年
電話番号
メールアドレス
住所
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長期インターン選考に合格したものの、辞退する場合は以下のように返信しましょう。
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件名:長期インターン参加辞退に関して(○○大学○○学部(氏名))
○○株式会社
○○部○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部△△と申します。
先般は、お忙しいところ面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。
このたびは、長期インターンの採用に関するご連絡をいただき、ありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、大学の研究内容が変わり、長期インターンに参加することが難しくなってしまいました。
つきましては、長期インターンへの参加を辞退させていただきたく存じます。
貴重な機会をいただいたにもかかわらず、このような結果になってしまい大変申し訳ございません。
本来であれば、直接お話しすべきところを、メールでのご連絡になってしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。
誠に勝手ではございますが、何卒ご了承いただきたく、お願い申し上げます。
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署名
(氏名)
○○大学○○学部○○年
電話番号
メールアドレス
住所
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長期インターン選考に合格したものの、承諾に迷っている場合は、保留として以下のような返信をします。
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件名:長期インターンへの参加に関して(○○大学○○学部(氏名))
○○株式会社
○○部○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部△△と申します。
先般は、お忙しいところ面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。
このたびは、長期インターン採用のご連絡をいただきありがとうございます。
ぜひとも参加させていただきたいのですが、大学の合同研究の日程が確定しておらず、現時点で参加の返答をすることが難しい状況です。
誠に勝手ではございますが、〇月〇日(〇)まで参加可否の返信を保留させていただくことは可能でしょうか。
研究日程が確定次第、すぐにご連絡いたします。
お手数をおかけしてしまい、申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
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署名
(氏名)
○○大学○○学部○○年
電話番号
メールアドレス
住所
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長期インターン選考に不合格だった場合は、以下のような返信をします。
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件名:長期インターン選考のお礼(○○大学○○学部(氏名))
○○株式会社
○○部○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部△△と申します。
このたびは、長期インターン選考の結果をご連絡いただき、誠にありがとうございます。
先般は、ご多忙のところ貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
選考結果につきましては、誠に残念ではありますが、謙虚に受け止めるとともに、今後に活かしていく所存でございます。
末筆ではありますが、貴社の益々のご発展と、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
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署名
(氏名)
○○大学○○学部○○年
電話番号
メールアドレス
住所
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長期インターン選考の合否連絡が来たとき、どんなことを伝えればいいのか迷うと思います。
連絡方法によって伝え方は変わりますが、印象を下げないためには、以下の注意点に気を付けることが大切です。
企業への連絡は、言葉使いや形式などのマナーを守って返信しましょう。
長期インターンの合否連絡に返信するときは、面接をしてもらったことへのお礼を述べましょう。
企業は忙しい業務の中で、面接の時間を割いてくれています。
したがって、合否にかかわらず選考をしてもらったことに感謝しましょう。
「先日は、お忙しいところ面接の時間をいただきありがとうございました。」と述べます。
メールやSNSのDM等、文章で返信するときは、簡潔に書きましょう。
参加可否や長期インターンへの質問など書きたいことがたくさんあるかもしれません。
しかし、要点がわからないメールは忙しい業務に負担をかけてしまう恐れがあります。
そのため、相手が求める返答を簡潔にまとめ、読みやすい文章を書くことが大切です。
長期インターン選考に合格し、参加を伝えるときは、心配事をなくしておきましょう。
懸念点がある状態で、長期インターンの参加を決めてしまうと、いざ参加したときに思っていたものと違いギャップを感じてしまう場合があるからです。
些細なことでも気になることがある場合は、承諾前に質問して解決してください。
長期インターンを継続していくには、不安なことを解消して安心して初出勤することが重要ですよ。
今回は、長期インターン選考の合否連絡への返信方法について解説しました。
長期インターンの合否連絡は、メールや電話、SNS、エージェント経由などさまざまです。
どの媒体で返信するにしても、面接をしてもらったお礼を伝えましょう。
また、文章を書く場合は、一度読むだけで要点がわかるように簡潔にまとめることがポイントです。