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    【インターンシップ】オンラインと対面どちらに参加すべき?それぞれのメリデメを理解しよう!

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    栗田頌久
    株式会社Flamers Voil事業責任者
    大学卒業後は就職せずに独立。
    上京をきっかけに就職し、エンタメ業界のベンチャー企業でクリエイティブ制作のディレクターを担当。
    その後、COOの柴田に誘われVoilにキャリアアドバイザーとして参画。
    2023年6月からは事業責任者としてCAの他、法人営業や事業企画も担当。

    そもそもインターンシップって何するの?



    インターンシップとは、学生が企業で働くとはどういうことかを学ぶ機会、つまりは職業体験です。

    学生が参加できるインターンシップには、さまざまな種類があり、参加期間もそれぞれです。

    短期インターンと呼ばれるものは、1dayや2週間程度ものを指し、長期インターンと呼ばれるものは基本的に3ヶ月以上のものを言います。

    短期インターンは、その名の通り期間が短いため、会社説明を受けたり、学生同士でグループワークをしたりすることがメインです。

    反対に、長期インターンは期間が長いため、基礎的なスキルを身に着けて、社員と同様の業務を担当します。


    オンラインインターンシップとは?



    オンラインインターンシップは、従来のインターンシップをオンライン上で実施するものを指します。

    オンラインインターンシップは、新型コロナウイルスの影響で実施が増えましたが、最近は対面での実施が復活してきているようです。

    実際に学情が企業・団体の採用担当者を対象に実施した「2024年卒の採用状況」に関する調査では、オンラインのみのインターンシップを実施している企業は前年比から8.8%減少しています。

    オンラインインターンシップの参加期間は企業によって異なり、長期インターンを実施している企業もあります。

    ただし、リモート業務になるため、IT業界やベンチャー業界での実施が多くなっています。


    オンラインインターンシップのメリット



    オンラインインターンシップに参加しようか迷っている人がいると思います。

    コロナ禍が落ち着いてきているとは言え、オンラインインターンシップの需要はまだまだあるでしょう。

    特に、首都圏企業のインターンシップに参加したい地方学生にとって、勤務場所を問わないリモート業務は魅力的ですよね。

    そこで、ここではオンラインインターンシップのこのようなメリットについて解説していきます。


    遠方の学生でも参加しやすい


    まず、やはり遠方の学生でも参加しやすい点が大きなメリットです。

    オンラインインターンシップは、出勤する必要がないため、住んでいる場所にとらわれずに参加することができます。

    対面のインターンシップの場合、勤務地が限られていることで参加を諦める人もいるでしょう。

    また、参加はできるけれど、出勤時間が長くなってしまう人もいると思います。

    このような出勤時の課題を解決したい人は、オンラインインターンシップがおすすめです。


    スケジュール調整しやすい


    次に、オンラインインターンシップはスケジュールが調整しやすいというメリットもあります。

    9〜18時などと勤務時間が定められているオンラインインターンシップもありますが、フレックスタイム制や週ごとの勤務時間のみ設定されている企業も多いです。

    そのため、日中は授業で忙しい学生も、夕方~夜にかけて働くことができます。

    日中に働かなければならないことで引っかかっている学生は、ぜひ勤務時間の融通が利くオンラインインターンを検討してみてください。


    交通費がかからない


    オンラインインターンの特徴として出勤が必要ないため、交通費がかからないというメリットも存在します。

    多くのインターンシップでは、交通費は経費となり、個人が払うものではないため、学生にとってそんなに大きなことではないかもしれません。

    しかし、企業にとっては本来かかるはずだった交通費が浮くことになるため、その分の予算を他に回すことができます。

    予算に余裕ができた分が福利厚生やリモート設備代に充てられたりすると、学生にとっても恩恵がありますよ。



    オンラインインターンシップのデメリット



    対面のインターンシップにはない魅力がたくさんあるオンラインインターンが気になっている人もいると思います。

    しかし、メリットがある反面デメリットもあります。

    オンラインインターンの経験をしっかり次に活かすためにも、事前にデメリットをきちんとおさえておきましょう。


    参加学生との距離を縮めにくい


    1つ目のデメリットは、学生との距離が縮めにくいことです。

    オンラインインターンでは、連絡もオンライン上になるため、直接顔を合わせてコミュニケーションを取ることができません。

    もちろん、オンライン上のコミュニケーションツールを使うことができますが、やはり対面と比較すると温度感の伝わりが弱くなってしまいます。

    そのため、なかなか距離を縮めることができず、仲が深まった感じが味わいにくいというデメリットがあります。


    企業の雰囲気が感じられにくい


    2つ目のデメリットは、企業の雰囲気が感じられにくいことです。

    会社に出勤することがなく、社員と対面で会う機会がないため、会社の雰囲気を知るのはなかなか難しいです。

    また、業務で関わりが少ない部署がどのような雰囲気か、どのような人がいるのかなども知る機会が少ないでしょう。

    そのため、誰かが隣にいる状況で、会社に属していることを実感しながら働きたい人にはオンラインインターンはあまり向いていないかもしれません。


    参加倍率が上がりやすい


    3つ目のデメリットは、参加倍率が高いことです。

    先ほども述べた通り、オンラインインターンは地方の学生も参加することができます。

    そのため、対象者の幅が広くなることから、倍率が高くなる傾向にあります。

    したがって、学生に知名度が高く、人気な企業のオンラインインターンを受ける時は、入念な対策が必要です。



    【質問】オンラインと対面両方参加することができますか?


    結論、両方に参加することは可能です。

    しかし、どちらも開催されている場合、同時期の開催であれば、コンテンツにあまり差がないことが多いです。

    そのため、両方に参加するメリットはあまりないと言えます。

    基本はどちらかだけしかエントリーできませんが、もし可能な場合はコンテンツを把握し、被ることがないように注意しましょう。


    【質問】オンラインと対面どちらに参加すべき?


    結論、どちらがいいかは人それぞれです。

    なぜなら、首都圏企業のインターンシップに参加したい地方学生にとっては、交通費のかからないオンラインインターンの方が参加しやすいです。

    その一方で、出勤できる場所に住んでいる学生にとっては、対面の方が会社の雰囲気が伝わりやすく、他の参加者とも交流しやすいので、対面の方がおすすめです。

    したがって、参加したい企業の所在地やスケジュールなどを考慮して総合的に判断しましょう。


    まとめ


    今回は、オンラインインターンについて解説しました。

    オンラインインターンは、オンライン上のコミュニケーションツールを用いて、場所をとわずに参加できるインターンです。

    地方学生が首都圏企業のインターンに参加できたり、夜の時間帯に働けたりといったメリットがあります。

    その反対に、会社や社員の雰囲気を掴むのが難しかったり、コミュニケーションが取りにくかったりするというデメリットも存在します。

    どちらのインターンがおすすめかは人それぞれなので、大切にしたいポイントをもとにどのインターンに参加するか決めましょう。

    著者
    著者画像
    児玉 さりな
    フリーランス(Webライター)

    大学生向けメディアの運営経験で身につけたSEOライティングスキルを活かし、インターンシップや就活に関する記事の執筆を担当。学生時代には海外インターンも経験。22卒でメーカーに就職後、現在はフリーランスで活動中。

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