長期インターンとは、学生が企業で働き、実務経験を積むことができる1ヶ月以上のインターンを指します。
長期インターンでは、学生も社員と同様の仕事を任され、その仕事が労働とみなされます。その結果、学生にも給与が支払われるため、長期インターンは有給インターンと呼ばれる場合があります。
長期インターンで働くとき、どんな服を着ればいいか悩みますよね。
企業で働いた経験がない学生にとって、ビジネススタイルをイメージするのは難しいと思います。
そこで、ここでは長期インターンの服装について解説します。
長期インターン先企業の社員がスーツを着用して勤務している場合は、長期インターン生もスーツを着用することが多いです。
特に、他社と接する機会が多い営業職ではスーツを着用しています。
一般的なビジネススーツを着用します。
ネクタイやシャツの色などは、企業によって規定がさまざまなので、メンターや上司に確認しておきましょう。
男性と同様にビジネススーツを着用します。
スカートとパンツの選択については、企業によって異なるため、確認しましょう。
また、靴やかばんもスーツスタイルに合わせます。
オフィスカジュアルで勤務している企業も多いです。
オフィスカジュアルとは、スーツまできっちり決めないものの、ビジネスシーンに合う服装のことを指します。
スラックスにワイシャツやポロシャツなどを合わせます。
また、Tシャツにジャケットを羽織るスタイルもあります。
スラックスやテーパードパンツなどに、ブラウスを合わせるのが一般的なスタイルです。
そのほか、シャツやジャケットを着用するのもいいですね。
オフィスカジュアルでは、目立つカラーは避け、落ち着いた色味でまとめましょう。
服装が自由な企業もあります。
特に規定がない場合は、基本的に何を着用しても大丈夫です。
しかし、派手すぎる色や露出の激しい服装はビジネスには適しません。
そのため、ビジネスシーンに適する服装を選びましょう。
自由の幅がわからない人は、社員の服装を参考にすることをおすすめします。
大学に行ってから長期インターンに出勤する学生も多いと思います。
長期インターンでスーツを着用する人は、そのまま大学にもスーツを着ていくことをおすすめします。
なぜなら、持ち運んでいるとスーツに皺がついてしまうからです。
スーツで授業を受けるのに抵抗がある人は、ロッカーに置いておくのも1つの手です。
また、会社に更衣室がある場合は、出勤前に着替えることもできますよ。
長期インターンで働くときの服装はイメージできましたか。
社会に出て働くときは、服装に合わせて髪型にも気を付けなくていけません。
ここからは、長期インターンでの髪型について見ていきます。
スーツを着用する場合は、髪型もスーツに合わせて控えめにします。
たとえば、過度なパーマや長髪は避けるべきです。
髪が長い女性は、結んでおきましょう。
どの程度まで許容されるかは企業によって異なるので、メンターや上司の髪型を参考にしましょう。
規則がない場合、髪を染めることは自由です。
しかし、アパレルや美容業界などを除く業界では派手な髪色は控えた方がいいでしょう。
派手な髪色は悪目立ちするだけでなく、企業の印象にもつながるので注意しましょう。
髪を染める人は、8~9トーンまでにしていくのがベターですよ。
ビジネスシーンでの髪型で一番大事なのは、清潔感です。
黒髪でも前髪が目にかかっていたり、寝癖がついたりしていては、清潔感は感じませんよね。
また、服装に合わせてセットしていても、ワックスがベタベタでは清潔感はありません。
他人から見たときに、清潔感を感じてもらえるかどうかを判断基準にしましょう。
長期インターンでは学生も社員と同様の仕事を担当します。
そのため、実務に必要な持ち物を持って出勤しなくてはいけません。
長期インターンで働くときは何が必要なのでしょうか。
ここでは、長期インターンに持っていくものを確認しましょう。
筆記用具は自分で用意していきましょう。
もちろん会社にも置いてありますが、会議や営業に行くときに自分のものが必要です。
具体的には、以下のものを持っていきます。
ペンケースが大きくなりすぎないように、厳選して持っていくのがポイントですよ。
個人のPCを使用する場合は、充電器など付属品を忘れないようにしましょう。
また、企業によっては貸し出しでPCを自宅に持ち帰れる場合があります。
自宅で仕事をするために持ち帰るので、私用で使ったり、電車などに置き忘れないように注意してください。
特に、社外でPCを使うときは第三者の目がある場所で重要な資料を開かないようにしましょう。
業務上の手続きにおいて身分証明書が必要な場面が多いので、携帯しておきましょう。
身分証明書とは、学生証や免許証、保険証などです。
また、長期インターン先から名刺を支給されている場合は、いつでも渡せるよう名刺も複数枚持っておいてください。
長期インターン中は、スケジュール帳やスマホなどスケジュールがすぐに確認できるものを携帯しておきましょう。
特に、会議や社外での営業ではスケジュールを調整する場面が多いです。
また、急にスケジュールが変更になったときにすぐに確認できるようにしておくことで、漏れを防ぐことができますよ。
スマホのカレンダーを使用している学生も多いと思いますが、ビジネスの場では手帳を持っておくことをおすすめします。
重要な書類を提出する際は、捺印が必要な場合が多いです。
そのため、印鑑を持っておきましょう。
書類によって押印すべきものが異なるので、シャチハタだけでなく実印や認印も持っておくことをおすすめします。
長期インターンの前後に大学へ行く人は、大学の荷物を持ったまま出勤することができます。
職場にロッカーがある場合は、そこに置いておきます。
しかし、オフィスに荷物を置いておく場所がなかったり、そのまま営業に行ったりする場合は、大学のものは持っていかない方がいいでしょう。
今回は、長期インターンの服装や持ち物について解説しました。
長期インターンでは、スーツやオフィスカジュアルなど企業の規定に合わせた服装で働きます。
企業の印象に影響を与えないように清潔感のある身だしなみを意識してください。
そして、長期インターンに出勤するときは、筆記用具やPC、手帳などを持っておきましょう。