長期インターンとは、報酬を得ながら学生がキャリアについて考えるきっかけを企業が提供する職業体験のことを指します。
長期インターンでは学生も社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされるため、企業に報酬を支払う義務が発生します。
学生が報酬を得られるインターンであることから、有給インターンとも呼ばれます。
【参照】【大学生なら知っておくべき】長期インターンとは?特徴、メリット、デメリットを徹底解説!!
長期インターンに参加する人の中には、オシャレを楽しみたいと思っている方がいると思います。
しかし、長期インターンは企業で実務を担当する職業体験です。
なので、長期インターンではネイルに気を付けなければいけません。
それでは、なぜ長期インターンではネイルに気を付けないといけないのでしょうか。
1つ目の理由は、マイナスな印象を持たれてしまう場合があるからです。
学生であっても社員と同様の仕事を任される長期インターンでは、勤務中身なりを気を付ける必要があります。
特に、派手なネイルや剥げているネイルは印象が悪く、8割の採用担当者がネイルを気にするという調査結果があります。
【参考】【プロ監修】就活中のネイルはOK?印象度アップの指先とは?
2つ目の理由は、企業によって禁止の場合があるからです。
衛生的な商品を扱っていたり、接客をしたりすることが仕事の場合、企業の規則としてネイルを禁止にしている会社があります。
このような会社では長期インターン生もネイルが禁止されています。
身なりについての会社規則をよく確認しましょう。
3つ目の理由は悪目立ちしてしまう場合があるからです。
企業規則でネイルは禁止されていなくても、クライアントと接する機会が多い仕事では、「身なりを整えていない」という印象を与えてしまう可能性があります。
また、クライアントはその人を会社の印象として考えるため、「その企業の代表」として見られているという意識を持って仕事をしなくてはいけません。
長期インターンでネイルは完全に禁止されているわけではありません。
しかし、マイナスな印象をもたれたり、悪目立ちしてしまったりする可能性を考えるとネイルはしない方が無難です。
もし、長期インターンでネイルをしたい人は会社規則を確認して、肌に馴染むナチュラルなカラーにしましょう。
長期インターンでは基本的にネイルはしない方がいいと述べました。
しかし、普段ネイルをしている人からすると長期インターンの時だけネイルをやめるのはイヤですよね。
そこで、ここでは長期インターンでもネイルがOKな場合について見ていきます。
まずは、ネイルをしても大丈夫な業界についてです。
基本的にお客様と接することのない仕事や容姿が重視される仕事はネイルをしても問題ないことが多いです。
特に、WEB業界やアパレル業界、IT業界が多く、オフィスワークが基本である事務職も該当します。
【参考】【オシャレがしたい】ネイルOKな仕事/職種一覧10選 | 特徴,正社員,髪染めOKも
長期インターンでネイルをする場合は、派手すぎない色を選びましょう。
いくらネイルがOKだからといって、目立つ色やデザインは悪目立ちしてしまいます。
なので、薄いピンクやベージュなど肌に馴染み、目立ちにくいカラーが適切です。
【参考】就活でネイルはしてもいいの?デザイン・色のポイントとネイルを隠す方法を紹介
目立たないカラーだからと言って、凝ったデザインのネイルはおすすめできません。
手は相手によく見られるポイントなので、派手なデザインだと目につきやすいです。
ラメが入っていたり、フレンチネイルだったりすると目線がいってしまいますよね。
なので、ワンカラーのシンプルなデザインを選びましょう。
【参考】「#就活ネイル」のネイルデザイン
ネイルに寛容な長期インターンもありますが、業界によってはNGな業界もあります。
特に、食品業界や医療業界、衛生用品業界ではネイルはご法度とされています。
また、公務員や金融業界などもNGであることが多いです。
基本的に、衛生面が重視される業界や、信頼性や真面目さなどが求められる公的期間ではネイルはNGと覚えておきましょう。
長期インターン先企業がネイルをNGとしているのか知りたい場合は、会社規則を確認したり、身なりに厳しくないか聞いたりしましょう。
長期インターンに参加するけれど、普段ネイルをしていて取りたくないと思っている人はいませんか。
せっかくネイルをしたのに、取ってしまうのはもったいないと思ってしまいますよね。
そこで、最後に長期インターンでどうしてもネイルをしたい時の対処法を解説します。
まず、長期インターンでもネイルをしたい人は、落ち着いた色のワントーンにしましょう。
ワントーンのシンプルなデザインであれば、ネイルをしていても大丈夫な業界は結構あります。
WEB業界やIT業界など、オフィスワークの多い企業での長期インターンを検討してみてください。
次に、すぐにネイルを剥がせるようにすることもおすすめです。
シールタイプを使えば、長期インターンの日に簡単にネイルを剥がすことができます。
また、セルフネイルであれば、長期インターンの日にネイルを落としても、すぐに自分でネイルをすることができますよ。
無理なくネイルを楽しむためにも、シールタイプやセルフネイルを考えてみてください。
最後は、トップコートだけ使用する方法です。
トップコートであれば、色が着かないのでネイルをしていることはバレにくいです。
また、爪の保護もできるというメリットもあります。
長期インターンでネイルはしたいけれど、目立ちたくない人はトップコートだけ塗ってみましょう。
今回は、長期インターンでネイルはしていいのかについて解説しました。
結論、ネイルがOKかどうかは業界によります。
特に、衛生面を重視する業界や、公的機関はネイルを禁止していることが多いので、注意が必要です。
長期インターンでネイルをしたい人は、ネイルに寛容な業界を選び、身なりに関する規則を確認しましょう。