長期インターンとは?
長期インターンとは、報酬を得ながら就業体験を行う学生向けの長期間のインターンシップを指します。
長期インターンでは学生も社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることで、企業に給与を支払う義務が発生し、学生は給与をもらうことができます。
長期インターンの面接でよく聞かれる質問とは?
長期インターン選考が不安だなと思っている学生がいると思います。
長期インターンの選考は倍率が高いと言われているので、心配になりますよね。
そこで、ここからは長期インターンの面接でよく聞かれる質問について解説していきます。選考を控えている人は、事前対策として質問の回答を考えておきましょう。
志望動機について
1つ目は、志望動機についてです。
なぜその企業の長期インターンに応募したのかという理由が志望動機に当たります。
他の企業がたくさんある中でその企業を選んだ理由や、その長期インターンでやりたいことなどを述べます。
志望動機は、過去の体験や自分の考えを踏まえて、客観的情報だけでなく具体的に述べることがポイントです。
長期インターンでやりたい仕事について
2つ目は、長期インターンでやりたい仕事についてです。
職種やプログラムが決まっている長期インターンもありますが、長期インターンは学生に対しても比較的裁量権が大きく、やりたいことに挑戦できる環境があります。
そのため、企業の人にやりたい仕事を伝えることで、任せてもらえるチャンスに繋がります。
また、やりたいことを具体的に考えていると、熱意や自主性もアピールすることができます。
長期インターンに参加する理由について
3つ目は、長期インターンに参加する理由についてです。
この質問に対しては、そもそもなぜ長期インターンに参加したいと思ったのかを述べます。
「プログラミングスキルを身に着けたいから」「実体験を通して、マーケティングの仕事についての理解を深めたいから」「学生のうちに社会人としての基礎スキルを身に着けて早く成長したいから」などさまざまな理由があります。
周りの友人が長期インターンを始めたから、就活に有利になるからなどの自主性のない理由ではなく、前向きでチャレンジ精神が伝わる理由を述べましょう。
学生時代に力を入れたことについて
4つ目は、学生時代に力を入れたことについてです。
この質問はガクチカと呼ばれており、部活動やアルバイト、留学などの力を入れて頑張った経験がエピソードになります。
大変なことがあっても解決に向けて工夫した経験や、目標に向かって努力を続けた経験などを取り上げましょう。
また、その経験で活かせた強みや身に付いたスキルなどをどうやって長期インターンで活かしたいかまで述べられるとよいです。
強みと弱みについて
5つ目は、強みと弱みについてです。
長期インターン選考を受けるにあたって、自己分析をしたと思います。
その自己分析から見えた強みと弱みを言語化しておきましょう。
強みについては、どうやって長期インターンで活かすのか、弱みについては長期インターンでどのように克服するのか、カバーしていくのかを述べることがポイントです。
長所と短所について
6つ目は、長所と短所についてです。
強みと弱みに似ている部分がありますが、性格面的な部分での回答を用意しておきましょう。
短所については、長所とも捉えられるような表現にすることがポイントです。
たとえば、「周りに気を遣いすぎてしまう」という短所であれば、「周りを見れる視野があり、小さなことにも気づく」などの長所ということもできます。
企業を知った経由について
7つ目は、企業を知った経緯についてです。
長期インターン選考を受ける企業をどこで、どのように知ったのかを聞かれることがあります。
長期インターン求人サイトで知った場合や、大学のキャリアセンターで教えてもらった場合など、どのようにして企業を知ったのかを述べましょう。
自分で企業HPを検索して見つけた場合なども含めて、目に留まった理由なども伝えられると良いですね。
自己PRについて
8つ目は、自己PRについてです。
自己PRでは、強みや得意なこと、長期インターンで活かしたいスキルなどを述べます。
過去の経験からどうやってスキルや強みを身に着けたのか、その強みや得意なことは長期インターンのどの場面で活かせそうなのかを具体的に伝えることが大切です。
そして、長期インターンでやりたい仕事や学びたいことについても触れることをおすすめします。
自己紹介について
9つ目は、自己紹介についてです。
自己紹介は、長期インターン選考が始まる時に求められます。
選考当日に焦ることのないよう、簡潔かつ分かりやすい内容を準備しておきましょう。
大学名や氏名に加えて、面接官に覚えてもらえるような一言を用意しておくと良いですね。
逆質問について
最後は、逆質問についてです。
長期インターン面接では、面接の最後に逆質問の時間が設けられています。
逆質問では、学生から面接官に向けて質問することができるので、知りたいことや聞いておきたいことを準備しておきましょう。
たとえば、「長期インターンが始まるまでに準備しておくべきことは何か」「長期インターンのシフト調整はどのように行うのか」「長期インターンで最初に担当する仕事や身に着けるべきスキルは何か」などです。
まとめ
今回は、長期インターンの面接でよく聞かれる質問について解説しました。
長期インターン選考は倍率が高いですが、事前にできる対策がたくさんあります。
特に、長期インターン面接は対策をしておくと、回答に慣れることができ、焦ることなく本番に臨むことができます。
長期インターン面接を控えている人は、よく聞かれる質問の回答を準備しておきましょう。