インターンに参加したいなと思っている学生がいると思います。
インターンと一言でいってもさまざまな種類がありますが、どのインターンに参加しようとしていますか。
まずは、インターンにはどんな種類があるのかを見ていきましょう。
短期インターンシップとは、学生が会社や業界を理解するために実施される1日から2週間程度のインターンシップを指します。
短期インターンシップでは、会社を見学したり、学生同士でグループワークをしたりするプログラムが多いです。
また、開催企業は大企業であり、募集人数が多いことも特徴です。
長期インターンとは、報酬を得ながらスキルを身に着けられ、学生がキャリアについて考えるきっかけとなる1ヶ月以上のインターンを指します。
長期インターンでは学生の社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることで、企業から給与をもらうことができます。
長期インターンはベンチャー企業やスタートアップ企業で実施されることが多く、募集人数は数人ととても少ないです。
就活を意識し始め、そろそろインターンに参加しようと思っている人はいませんか。
授業やテストがない春休みならスケジュールに余裕が持てるかもと考えている人がいると思います。
そこで、ここからは春休みに実施されているインターンについて解説していきます。
春休みには、春インターンと呼ばれる短期インターンシップが実施されます。春インターンは、企業が優秀な学生を本選考に進めようとして開催されるインターンです。
なので、多くの就活生と関りを持てるように1dayインターンがたくさん開催されます。
春休みに参加できるインターンとして、長期インターンが挙げられます。
長期インターンは、春休みなどの長期休暇期間を問わず、通年で募集をしている1ヶ月以上の長期間のインターンシップです。
なので、長期インターンは就活生だけでなく、1・2年生の春休みからも始めることができますよ。
授業やテストなどで忙しい人も、長期休暇ならまとまった時間が取りやすいので、インターンに参加しようとしている人がいると思います。
大学生の長期休暇である春休みと夏休みにはどんなインターンがあるのでしょうか。
ここからは、春休みと夏休みに開催されるインターンの違いについて解説していきます。
まず、春インターンとサマーインターンシップではコンテンツ、つまりプログラム内容が異なります。
春インターンは、企業が優秀な学生を見つけて本選考に進んでもらおうと考えているので、学生のスキルや素養が分かるプログラムが実施されます。
具体的には、企業が抱える課題を解決するグループワークです。
反対に、サマーインターンシップは多くの学生に自社のことを知ってもらうことが目的のインターンシップです。
なので、会社見学や説明会がメインプログラムであり、実践的なものはあまりありません。
続いて、春インターンとサマーインターンシップは同じ短期インターンシップですが、実施期間が異なります。
春インターンは、多くの就活生と関わることを目的として実施されるため、1dayインターンがたくさん開催されます。
その一方で、サマーインターンシップはどんな会社なのか学生に理解してもらえるよう数日から2週間程度で開催されることが多いです。
なので、春インターンやサマーインターンシップは、まとまった時間が取りにくい人でも参加しやすいインターンシップと言えます。
次に、春インターンとサマーインターンシップでは実施する企業の業界が違います。
春インターンは経団連に所属しておらず、就活選考のスケジュールルールを守らなくてもよいベンチャー企業や外資系企業が実施します。
一方で、サマーインターンシップは主に大手企業が実施するインターンシップです。
学生の企業名認知度が高い大手企業のサマーインターンシップは応募人数が多かったり、定員が早く埋まったりするので、早めに応募することをおすすめします。
長期インターンは春休みでも夏休みでも実施されているインターンです。
募集期間も通年であることが多く、いつでも応募することができます。
そのため、長期インターンは春休みに参加しようが、夏休みから始めようが大きな違いはありません。
強いて言えば、学年が上がる春休みからスタートした方が切りよく始められます。
3年生になる前にインターンに参加しておきたいと考えている方はいませんか。
大学生の春休みはとても長いので、何か新しいことを始めたいと思っている人もいるでしょう。
そこで、ここからは春休みにインターンに参加するメリットを解説していきます。
春休みにインターンに参加しようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
まず、短期インターンシップである春インターンでは効率よく複数の企業を回れるというメリットがあります。
春インターンは1dayインターンがメインなので、複数の気になる企業の春インターンに参加することができます。
長期休暇である春休みでも、サークルやアルバイトがあるとまとまった期間の時間は取りづらい人もいるでしょう。
なので、複数のインターンに参加して興味のある企業を見つけたい人には春インターンがおすすめです。
次に、春インターンに参加すると早くから業界や企業研究をすることができます。
多くの就活生はサマーインターンシップへの参加に向けて、業界や企業研究を進めます。
しかし、春休みにインターンを経験しておくことで、時間に余裕を持って自分に合う業界や企業の特徴を理解することができます。
また、春インターンで得た考えをもとにサマーインターンシップに参加することも可能です。
春休みに長期インターンに参加すると、仕事に対する理解を深めることができます。
なぜなら、長期インターンでは学生も社員と同様の仕事を任され、実務経験を積むことができるからです。
それから、実務を通してビジネススキルも身に着けられるので、自分の強みを活かせる仕事が分かります。
また、社会人と接する機会が増えることで、理想の働き方を考えたり、将来設計をしたりするきっかけにもなります。
春休みに長期インターンに参加した経験は、就活に活かせる経験になります。
多くの学生は、アルバイト以外で社会に出て働いた経験がありません。
そのため、学生のうちに長期インターンでビジネススキルを身に着けたり、実体験から仕事に対する考えを持ったりすることで、周りの学生と差をつけることができます。
就活に繋がられる経験をインターンで得たい人は、長期インターンに参加することをおすすめします。
ここまでの解説で、春休みにインターンに参加したい思いが強くなった人がいると思います。
しかし、初めてインターンに参加する人はどうやって求人を探したらいいか悩むでしょう。
せっかく春休みにインターンへ参加するなら、自分に合う企業のインターンを見つけたいですよね。
そこで、最後に春休みのインターンのおすすめの探し方をご紹介します。
大学のキャリアセンターには、インターンの求人情報があります。
インターン求人がどんなものか分からない人は、まずキャリアセンターで求人について聞いてみてください。
キャリアセンターにある求人は、大学とつながりのある企業の求人が多く、企業の特徴も教えてもらうことができますよ。
また、OBOGがいる企業だったり、過去に先輩がインターンに参加した企業だったりすると選考のポイントも教えてもらえるかもしれません。
多くの求人を見て、興味のある求人を探したい人には求人掲載サイトで探すのがおすすめです。
求人掲載サイトでは、勤務時間や勤務場所、職種など外せないと思う条件を付けて、求人を検索することができます。
なので、複数の求人を比較検討することができ、自分に合った企業が見つけやすいです。
志望企業が決まっていなかったり、これまで見てこなかった業界を知りたかったりする人は求人掲載サイトを活用してみてください。
志望企業や気になっている企業がある人は、その企業のサイトで直接求人を探すこともできます。
インターンを実施している企業は自社のホームページの採用ページで、求人情報を掲載しています。
企業のサイトで求人探しをすると、企業研究も同時に進められるのがおすすめポイントです。
また、採用ページから直接求人に応募できるので、気になる企業が春休みにインターンを募集している場合は、早めに応募しましょう。
今回は、春休みに開催されるインターンについて解説しました。
春休みには、短期インターンシップである春インターンが実施されます。
また、長期インターンは春休みなど時期を問わず、通年で参加することができます。
時間に余裕のある春休みにインターンに参加したり、新しいことを始めたりしたいと思っている人は、ぜひ春インターンや長期インターンに参加してみてください。
早めから業界や企業研究、自己分析を進めることで就活にも余裕を持つことができますよ。