長期インターンとは、学生が企業で働き、実務経験を積むことができる1ヶ月以上のインターンのことを指します。
長期インターンでは、学生も社員と同様の仕事が任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることによって、学生も給与がもらえるインターンです。
長期インターンの期間は、1ヶ月からであり、基本は3ヶ月以上となっています。
また、半年~1年ほど継続すると、できる仕事が増え、幅広い基礎的スキルが身に着けられます。
さらに、1年以上継続していくと、やりたい仕事に挑戦できるチャンスもあり、専門的なスキルを養うこともできるでしょう。
参考記事:https://www.metmuseum.org/about-the-met/internships/undergraduate-and-graduate-students/long-term
参考記事:https://voil-intern.com/articles/26
長期インターンに参加すると、さまざまなスキルと実務経験が得られます。
学生のうちに社会人としてどの企業に就職したとしても、必要となる基礎的なスキルやマナーを身に着けておくことは、やりがいにつながります。なぜなら、基礎を学生のうちに習得しておくことで、入社後ほかの同期より一歩進んだ状態にいることができ、早く成長や挑戦のチャンスが訪れるからです。
また、長期インターンでは主体性が求められているため、やりたい仕事や思いついたアイデアなどは自分から発信する必要があります。
反対に言えば、動いた分だけやれることがあるということです。
したがって、自ら行動したことが形となったり、自己成長につながったりすることも大きなやりがいとなります。
そして、社員と同様の仕事を担当するため、お客様の声や評価を聞くこともでき、自分がした仕事の影響が感じられることもやりがいとなるでしょう。
参考記事:https://post.edu/blog/benefits-of-internships/
最初に身に着けられるスキルは、基本的なスキルである、挨拶や電話応対、資料作成などのスキルです。
挨拶や会社でのマナーなどは業務を担当する以前に身に着けるべきものです。
そこから、どの職種でも必要となる電話やメールなどのマナーを身に着けていきます。
さらに、プレゼンや企画書などの資料作成を学び、発表の実践をおこないます。
基礎的なスキルが身に着いたら、続いては職種ごとに必要となるスキルを学んでいきます。
営業であれば、ロジカルシンキングや交渉力、マーケティングであれば、データ分析や企画力です。
そのほか、エンジニアやデザイナーなどの専門職では、より専門的なスキルが得られます。
職種によって得られるスキルは異なるため、身に着けたいスキルを考えて職種選びをしていきましょう。
長期インターンでは、担当する業務によって身に着けられるスキルが異なります。
私は新規プロジェクト立ち上げにあたって、チームメンバーの教育やプロジェクトの進行計画を担っていました。
これらの業務では、相手に理解してもらいやすい伝え方や資料の作成方法が身に着けられました。
また、計画を立てるうえで、リスクを鑑みた余裕のあるスケジュールを立てることで、先読みやリスクヘッジについて学ぶことができました。
この業務で得られたやりがいは、自分ができる仕事が増えていく楽しさです。
新規プロジェクト立ち上げは、やるべきことがどんどん見つかるので、業務の幅が広がっていきます。
1つ1つクリアしていくことやだんだん忙しくなっていくのがやりがいとなっていました。
今回は、長期インターンのやりがいについて解説しました。
長期インターンでは、スキル習得や、他者からの評価、自己成長がやりがいとなります。
これまでの経験を振り返り、物事を続けられる活力ややりがいは何かを考え、長期インターン先を選べるといいですね。
職種によって得られるものが異なるため、得たいものから長期インターンを見つけていきましょう。