長期インターンシップとは?
長期インターンシップとは、学生がキャリアについて考えるきっかけを企業が提供する就業体験を指します。
長期インターンでは学生も社員と同様の実務を任されます。
そして、その実務が労働とみなされるため、企業には報酬を支払う義務が発生します。
そのため、長期インターンでは報酬がもらえることが多く、有給インターンと呼ばれることもあります。
長期インターンに行くと内定がもらえるってほんと?
長期インターンに参加したいと思っている学生の中には、内定獲得を目指している人がいると思います。
長期インターンに行くと内定がもらえるなんて話しを聞いた方もいるでしょう。
そこで、ここからは長期インターンに行くと内定がもらえるのは本当かどうか解説していきます。
確実に内定が出るわけではない
結論、長期インターンに行くと確実に内定が出るわけではありません。
もちろん、長期インターンを継続していくと内定が出るチャンスはあります。
しかし、長期インターンに参加したからと言って必ず内定がもらえるわけではないので、このことは理解しておきましょう。
あくまでも長期インターンと内定は別物と考えるべき
長期インターンと内定を直結したものと考えている学生がいると思います。
長期インターンの中には、内定直結型もあります。
しかし、一般的な長期インターンでは長期インターンに参加することと内定は別物です。
ゆえに、内定獲得のためだけに長期インターンに参加することは辞めましょう。
長期インターンから内定をもらいやすくするには?
先ほど、長期インターンに参加すると内定を獲得できるチャンスがあると述べました。
せっかく長期インターンに参加して継続するからには内定をもらいたいと思っている方が多いと思います。
そこで、ここでは長期インターン先企業から内定をもらいやすくする方法を解説していきます。
①インターン中に結果を出す
1つ目は、インターン中に結果を出すことです。
長期インターン先から内定をもらうためには、企業にとって即戦力となり、企業の利益に貢献できる人材になる必要があります。
そのため、長期インターン中に企業にとってプラスとなる結果を出して、即戦力となることをアピールしましょう。
②選考に進みたいことを就業中からアピール
2つ目は、選考に進みたいことを就業中からアピールすることです。
長期インターン参加中に、その企業で就職したい意思を伝えましょう。
長期インターン終了後も入社して一緒に働きたいという思いが伝わると、社員が味方についてくれる可能性があります。
やりたいことや伝えたいことは言葉にすることが大切なので、小さなことでもアピールしてみましょう。
③早いタイミングから動き出す
3つ目は、早いタイミングから動き出すことです。
長期インターン先企業から内定をもらうには、長期インターンを継続して結果を出すことも重要ですが、選考に進むことが必要不可欠です。
そのため、選考に出遅れないように長期インターン先企業の採用について情報を得ましょう。
特に採用の早期化が年々進んでいるため、「就活は大学4年の3月から」と思っていると、採用活動が早いベンチャー企業ではすでに採用が終わってるなんてことがあります。
選考スケジュールの漏れがないように、早くから動き出してみてください。
④人としての最低限のことはマスト
4つ目は人として最低限のことはマストで行うことです。
長期インターン先企業に、長期インターンが終わってからも一緒に働きたいと思ってもらうためには最低限のマナーができていなければなりません。
具体的には、挨拶や期限を守ること、遅刻をしないこと、報連相をすることなどです。
実務を担当する前の基本的な仕事をきちんとして、企業側に「採用したくない」と思われないようにしましょう。
まとめ
今回は、長期インターンに行ったら、内定がもらえるのかどうかについて解説しました。
長期インターンに参加したからと言って必ずしも内定がもらえるわけではありません。
しかし、企業側に長期インターン後も一緒に働きたいと思ってもらえる人材になると、内定を獲得できるチャンスはあります。
ですので、長期インターン先企業から内定をもらいたい人は、基本的なマナーを守り、企業の利益に貢献できる結果を出しましょう。