長期インターンシップとは、報酬を得ながら就業体験を行う学生向けの長期間インターンシップを指します。
長期インターンでは、学生も社員と同様の実務を任されます。
そして、その実務仕事が労働とみなされるため、企業に報酬を支払う義務が発生し、学生は給与を得ることができます。
そのため、長期インターンは有給インターンと言われることが多いです。
さまざまな長期インターンがある中で、まちづくりの長期インターンに興味がある学生がいると思います。
まちづくりと一言でいっても、地域密着のメディア運用やリノベ事業、農業復興などさまざまな仕事があります。
そのため、ここからはまちづくり長期インターンの種類について見ていきます。
まずは、非営利団体でのインターンです。
非営利団体でのインターンでは、村おこしのボランティア活動や、地域独自のイベント運営などの仕事が多いです。
また、他のインターンと比較して、より深く社会問題を理解して、その解決に努めることができます。
将来NGOやNPOへの就職を考えている人は、非営利団体でのまちづくりインターンを探してみましょう。
【参考】【住み込み可】本当に面白い地域企業の魅力を発信する。東海ヒトシゴト図鑑の編集チームを担うインターン生募集。
次は、行政系組織でのインターンです。
行政系組織でのインターンでは、都市計画や観光復興などの業務に携わることができます。
また、公務についての理解も深めることができ、行政ならではの視点を学ぶことが可能です。
将来公務員を志望している人は、インターンを通して実際の仕事を理解しておきましょう。
【参考】地域ベンチャー留学
最後は、一般企業でのインターンです。
一般企業では、空き家の再生や商店街の復興など幅広いまちづくり業務に携わることができます。
そのため、行政系組織でのインターンと比べて、自分が興味のある内容を見つけやすいです。
そして、一般企業でのインターンでは他のどの企業に入社したとしても、必要となる基礎スキルを身に着けることができます。
将来一般企業に就職して、まちづくりに携わりたいと思っている方は、一般企業でまちづくりインターンに参加しましょう。
【参考】【超実践まちづくり】空き家を活用した「不真面目な商店」のコミュニティマネージャー募集!
まちづくりインターンの種類については理解できましたか。
まちづくりインターンには、さまざまな種類があり、業務内容も多岐に渡ります。
そのため、自分に合うインターン内容を見つけるのが大変だと思います。
そこで、ここではまちづくりの長期インターンを探すおすすめの方法をご紹介します。
まずは何をやってみたいかを考えよう
まず、長期インターンを探す時は、何をやってみたいのかを考えることが重要です。
「まちづくり」と一言でいっても、業務内容がさまざまなので、具体的に何をしてみたいかを考えて、的を絞った情報収集をすることがポイントになります。
自分に合う長期インターンを見つけるためにも、やってみたい仕事内容を具体化していきましょう。
まちづくりの長期インターン求人を探すには、大学のキャリアセンターを活用することがおすすめです。
大学のキャリアセンターには、大学と繋がりのある企業や非営利団体の求人情報があります。
自分1人では見つけられなかった求人と出会えるチャンスなので、ぜひ大学のキャリアセンターで求人がないか聞いてみてください。
【参考】筑波大学 研究テーマ:「まちづくりに関する研究インターンシップ」×【竹中工務店】
続いて、まちづくりインターンの求人が掲載されているサイトで検索する方法もおすすめです。
求人掲載サイトでは、条件をつけた検索で求人を絞って探すことができます。
そのため、自分に合う企業を見つけやすく、また求人同士の比較検討もしやすいです。
複数のまちづくり長期インターン求人を並べて、吟味したい方はぜひサイトを活用しましょう。
最後に、まちづくり長期インターンを探す際は、役所などの公的機関で求人情報を教えてもらうこともおすすめです。
まちづくりの長期インターンは行政機関で実施されることも多いので、役所に問い合わせることで情報を得られる可能性があります。
近くの行政機関以外でも参加できる長期インターンがあるので、興味のある長期インターンがないか確認してみてください。
今回は、まちづくりに関わる長期インターンについて解説しました。
まちづくりインターンは、業務が多岐に渡っており、興味のある仕事内容を見つけるのが難しいです。
そのため、複数の求人を比較検討して、より自分に合う求人を見つけることがポイントとなります。
一般企業をはじめ、NGOやNPO、行政機関など幅広い組織でのインターンを検討してみてください。