有給インターンとは? 給料が出るインターンと、インターン生の有給休暇
「有給インターン」は、給料が出るインターンのことです。一方で、インターン生が「有給休暇」をもらえるかを知りたい人もいます。この記事では両方に答え、有給休暇の条件と日数を法律どおりにまとめました。
「有給インターン」は給料が出るインターン。雇用契約で働くインターン生なら、条件を満たせば有給休暇ももらえます。
- 有給インターン=給料が出るインターン長期インターンの多くは、時給などで給料が出る有給インターンです
- 有給休暇は6ヶ月続けて8割以上出勤すると発生週1日の勤務でも対象。日数は週の勤務日数で決まる
- 業務委託の人には有給休暇はない雇用契約で働いているかを、契約書で確認しましょう
「有給インターン」とは
有給インターンは、働いた分の給料が出るインターンです。数ヶ月以上、社員と一緒に実務をする長期インターンの多くがこれに当たります。説明会やグループワークが中心の短いプログラムは、給料が出ないものもあります。
| 有給インターン | 無給のインターン | |
|---|---|---|
| 主な内容 | 実際の仕事をする | 見学・体験・グループワーク |
| 給料 | 時給・日給など | 出ない(交通費などが出ることはある) |
| 法律上の立場 | 多くは雇用契約の労働者 | 労働者に当たらないことが多い |
時給は、東京都で働く場合は最低賃金(2026年10月から1,280円)以上です。給料の決まり方や月収の計算は、インターンの給料・時給の記事で説明しています。
インターン生が有給休暇をもらえる条件
有給休暇(年次有給休暇)は、休んでも給料が出る休みです。労働基準法39条で決まっており、正社員かアルバイトかは関係ありません。雇用契約で働くインターン生も、次の2つを満たせば必ず発生します。
- 働き始めてから6ヶ月続けて勤務している条件1在籍している期間で数えます。3ヶ月ごとの更新などでも、実際に続けて働いていれば、原則として通して数えます
- 決められた勤務日の8割以上出勤している条件2シフトで決まった日のうち、8割以上出ていれば大丈夫です
業務委託で働く人は労働者ではないため、有給休暇はありません。ただし、契約の名前が業務委託でも、実態が雇用と同じなら労働者と判断されることがあります。違いは長期インターンの雇用形態で説明しています。
何日もらえる?(週の勤務日数別)
週4日以下かつ週30時間未満で働く人は、勤務日数に応じて少なめに付与されます(比例付与)。たとえば週3日・1日6時間のような働き方はこちらに当たります。
| 週の勤務日数 年間の勤務日数 | 6ヶ月 | 1年6ヶ月 | 2年6ヶ月 | 3年6ヶ月 |
|---|---|---|---|---|
| 週4日 169〜216日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 |
| 週3日 121〜168日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 |
| 週2日 73〜120日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 |
| 週1日 48〜72日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 |
週5日以上、または週30時間以上働く人は正社員と同じ日数です(6ヶ月で10日、1年6ヶ月で11日、2年6ヶ月で12日)。勤務日が週で決まっていない人は、年間の勤務日数で当てはめます。
有給休暇の使い方と注意点
- 休む日は自分で決められる使いたい日を伝えれば、会社は原則その日に休ませる必要があります。会社が日を変えられるのは、同じ日に休む人が重なるなど、事業の運営が妨げられる場合だけ。単に忙しいという理由では変えられません
- 期限は2年もらった日から2年で消えます。使わなかった分は翌年まで持ち越せます
- 休んだ日の給料会社の規則で、平均賃金、ふだんの勤務時間分の給料、健康保険の標準報酬月額の30分の1のどれかで計算されます
- 使っても不利に扱われない有給休暇を使ったことを理由に、給料を減らすなどの扱いをしてはいけないと決まっています
「うちにはインターン生の有給はない」と言われた場合も、条件を満たしていれば有給休暇は発生しています。まずは社員の人に、自分が何日もらえているかを確認しましょう。
よくある質問
週2日・1日4時間のインターンでも有給休暇はある?
辞める前に残った有給休暇を使える?
短期でも有給(給料が出る)のインターンはある?
有給休暇の取り方が会社のルールと違うときは?
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