インターンシップとは、学生が企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことです。
目的としては、実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めます。
種類は主に3点あります。
1点目は【1Dayインターン】期間:1日 内容:企業理解
2点目は【短期インターン】期間:数日~2週間 内容:企業から用意された課題に対してグループワークで取り組み、企業に対して調査報告を行なう
3点目は【長期インターン】期間:6カ月~数年 内容:実際に企業で就業経験を積み、社員と同じ働き方をする
違いは主に3点あります。
1点目は【目的】インターンシップは、仕事の内容理解・適正理解を目的とし、自分の働きが企業から評価され、その働きに対してお金が支払われます。
一方、アルバイトは、労働と時間の対価として収入を得ることが目的です。
2点目は【得られるスキル】アルバイトは、細かなルールやマニュアルが設けられ、責務のある仕事はすべて社員が請け負います。
一方で、インターンシップで求められている人材は「マニュアル通りに動く人材」ではなく、「自分の頭で考えて動ける」力を持った人です。
個の力をつけることで社会に通ずるスキルを身につけます。
3点目は【就職活動に有利】アルバイトは社員とバイトで任せられる責任が異なるため、社会人としての実務経験を積みにくいです。
一方、インターンシップは社員同様の働き方をするため、実務経験を積みやすいです。
そのため、インターンシップ経験者は働いたときの再現性や働く意欲が高いと見られ、内定に直結しやすい場合もあります。
海外長期インターンをしたい方もいると思いますが、行ったことのない国だと不安も多いですよね。
そこで、今回はフィリピンでの長期インターンについて解説していきます。
それでは、まずフィリピンがどんな国かについて見ていきましょう。
まずフィリピンの政治や経済面を見ていきます。
フィリピンはドゥテルテ大統領によって政治体制が強化されてきています。
そのため、以前と比較すると政治体制の整備が進んでいると言えます。
ただ、いまだに貧困の格差が問題として残っているのが現状です。
続いて、フィリピンの治安は以前よりも改善し観光地として発展しています。
ドゥテルテ大統領が就任して以来は麻薬の取り締まりも強化されたため、治安にも大きな影響を与えています。
ドゥテルテ大統領の政策が実っているということですね。
最後に、フィリピンの物価は日本よりも圧倒的に安価です。
物価が安いということで、お金に余裕がない大学生でも日常生活を送りやすい国と言えます。
海外長期インターン先のなかでも東南アジアの人気が高まっており、フィリピンも注目が集まっている国です。
しかし、なぜいまフィリピンが長期インターンで熱いのでしょうか。
まず最初にフィリピンが長期インターン先として人気が高い理由を見ていきます。
第一に、フィリピンに外資系IT企業が多く進出していることが理由です。
IT企業が盛んに進出しているフィリピンでは、IT関連のインターン募集も多くなっています。
そのため、開発系の職種に興味のある学生に人気が高い国と言えます。
続いて、フィリピンは海航空路の拠点であるため、利便性が良いという点も理由に挙げられます。
セブ島の造船業者の発展によってフィリピンは世界の造船業界トップ5に位置しています。
また、セブ島の大規模な港湾施設とアジアへの海航空路の利便性が大きな強みとなっており、多くのグローバル外資企業がセブ島にオフィスを構えています。
なので、外資企業に関心のある学生にも注目度が高い国です。
最後に、スタートアップ企業や熱量の高い起業家と出会えることも理由になっています。
海航空路の利便性が高いこと、IT企業の進出が盛んなことを背景に、スタートアップ企業や起業家も多いです。
なので、スタートアップ企業で働きたい学生、いずれ起業したい学生がフィリピンでの長期インターンに関心を持っています。
さて、海外長期インターンをしたいと思っていても、初めての長期インターンだと心配事がたくさんありますよね。
特に海外だと、日本で長期インターンをするよりも不安が募ると思います。
しかし、事前準備をしっかりしていれば、現地で大きな心配はいりません。
そこで、フィリピンで長期インターンをする前にやっておくべきことを3つ解説していきます。
まずはじめに、シンガポールで長期インターンをする際は、インターンシップビザを取得しましょう。
観光旅行であれば、ビザは必要ありませんが、インターンとして長期滞在する場合はビザが必要です。
長期インターンとなれば、給料をもらって働く形になるので、インターンシップビザが必須になります。
ビザの発行はすぐにできるものではないので、時間に余裕をもって発行準備に取り掛かりましょう。