結論、長期インターンで闇の部分が多いかどうかは企業によって異なります。
長期インターンでいう闇とは以下のようなことを指します。
給与が最低賃金以下
実務経験が積めない
スキルが身につかない
学業が優先できない
シフトの融通が効かない
求人内容と違う
まず、面接で聞いたことと求人内容に書かれていた業務内容や給与形態、契約形態が違うと闇の部分が見える長期インターン先の印象が強いです。
求人に細かな情報を載せてないが、良い長期インターンもあるので、一概には言えませんが、求人情報と実態が違いすぎると怪しんでいいと思います。
また、入社してからの話になりますが、実務を任されず、雑務ばかりで身に付けたいスキルが身に付けられない長期インターンも闇っぽさがあります。最初は基礎スキルを身につけなくはならないため、やりたい仕事がすぐにできるわけではありません。
しかし、スキルがあるのにずっと雑務を押し付けられている場合は、長期インターン生思いの会社ではないと言えます。
気になっている長期インターンが闇が多いインターンかどうかどう調べればわかるのか悩みますよね。
せっかく長期インターンに挑戦するなら1社目でいい企業に出会いたいと思います。
そこで、ここでは闇が多い長期インターンを選ばないように気をつけるポイントを解説します。
まず、確認すべきことは給与形態です。
求人に、時給制や日給制、成果報酬制などが明記してあり、具体的な金額が書かれていればしっかり給与を払っている企業である確率が高いです。
反対に、求人に給与についての明記がないと違法インターンである恐れがあります。
業務内容やシフトの融通は相談することで、改善される見込みが高いですが、給与を支払わない企業は杜撰である可能性が高いので、最初から疑いの目を持っておきましょう。
次に見るポイントは、過去のインターン生の口コミです。
求人に記載されない内部のこと、実際に任される仕事や雰囲気、相談がしやすい社員はいるかなどは口コミからリアルな声を拾うことがおすすめです。
不安をなくしてから選考に臨みたい人は、インターン生と接点を持ち、直接話せるといいでしょう。
長期インターンには闇っぽいイメージがあるかもしれませんが、それよりもタブーが多いのが実情です。
タブーとは、やらないことが当たり前となっていて、特段触れるべきではないことを指します。
長期インターンでは以下が主なタブーとなっています。
サークルや遊びの予定を優先する
アルバイト感覚で参加する
無理してイヤイヤ続ける
1つ目は、長期インターンのシフトよりもサークルや遊びを優先することです。
長期インターンを始めたら、学業の次に長期インターンを優先することが前提とされています。
したがって、これまで通りのスケジュールの感覚でいるとタブーを破ってる印象がつくかもしれません。
面接のときに、シフトに入れる時間帯、日数などを確認されると思うので、授業の時間と照らし合わせながらしっかり担当者と相談しましょう。
2つ目は、アルバイト感覚で参加することです。
長期インターンとアルバイトはお金を稼ぐという点では同じですが、任される仕事が違うため、求められる責任感や主体性が異なります。
ただ単にお金を稼ぎたいからという気持ちで参加すると、求められるレベルが違って、ついていけなくなるため、注意が必要です。
3つ目は、合わない企業でイヤイヤ長期インターンを続けることです。
もちろん、少し嫌なことがあったからと言ってすぐに辞めるのはおすすめできません。
しかし、業務内容が自分の特性と合わなかったり、人間関係が改善されないまま我慢していたりすると、学生にとっても会社にとってもいいことが少ないです。
したがって、合わないなと思ったことが、相談してもなかなか改善されない場合は、無理に続けなくてもいいということを頭に入れておきましょう。
私が海外インターンをしていたときは、闇と感じることはなかったです。
しかし、社員と同じようにバリバリ働くような働き方をイメージしていると、実際は地味な作業も多いため、想像とのギャップがあるかもしれません。
また、成果報酬制の長期インターンだと、報酬が発生する基準と自分のスキルが見合ってない場合、なかなか給与が増えないので、給与に不満が出る恐れがあります。
闇となる部分がないよう、事前に企業理解を深めることはもちろん、タブーとされていることも友だちの話などから自分事として捉えておきましょう。
今回は、長期インターンで感じる闇について解説しました。
闇は違法インターンに繋がる部分もあり、特に給与が支払われない、雑務しか任されないは我慢して流してはいけないものです。
闇っぽいなと思ったものはしっかり確認すること、社内の人に相談しにくいときは友人や家族を頼るようにしましょう。
また、タブーとされている言動もあるため、長期インターンを始めるときは心構えをしっかり持っておくことが大切です。