結論、長期インターンでは学生も給与をもらえます。
ただし、給与がもらえるのは社員と同様の労働を担当している場合です。
長期インターンであっても実務を担っていない場合は、給与は発生しません。
労働とみなされる業務を遂行している場合は、アルバイトと同等の給与がもらえることが多いです。
時給制であれば、1000~1500円が目安となるでしょう。
勤務地や職種によって給与の相場は異なるため、求人情報や面接時にしっかり確認することが大切です。
参考記事:https://www.lni.wa.gov/workers-rights/wages/minimum-wage/internships-apprenticeships-and-volunteers
長期インターンとアルバイトは、似ているようで担当業務や身に着くスキルなど異なる部分もあります。
働くことでお金を稼げる点は、同じですが、担当する業務の責任感や裁量権が変わります。
アルバイトであれば、社員とバイトが担う業務は区別されていますよね。
しかし、長期インターンでは学生も社員と同じ仕事を任されます。
そのため、仕事への責任感や裁量権の度合いも社員と同等です。
任される仕事の幅が違うため、その分身に着くスキルも多くなります。
長期インターンとアルバイトを両立するには、スケジュール管理が重要です。
長期インターンは週あたりの勤務時間が決まっていることが多いため、シフトの融通が利くアルバイトだと両立しやすいでしょう。
また、リモートワーク可能な長期インターンだとアルバイトの時間も取りやすくなりますよ。
長期インターンでもらう給与は、課税対象となります。
したがって、長期インターンとアルバイトを両立しており、2箇所から給料をもらっている人は、どちらかの給料が20万円を超えている場合、103万円を超えていなくても確定申告が必要になります。
長期インターンとアルバイトを両立している人は、確定申告をすることを忘れないようにしましょう。
親の扶養に入っている学生で、長期インターンの給料が103万円を超えそうな人は、勤労学生控除を利用して税金対象となる給与額を130万円まで増やすのも選択肢の1つです。
参考記事:https://www.lni.wa.gov/workers-rights/wages/minimum-wage/internships-apprenticeships-and-volunteers
長期インターン先を決めるときは、いくつかの求人を比較検討することをおすすめします。
いくつかの長期インターンを比較することで、よりよい方が見つかるからです。
また、長期インターンに参加するときは、目的を持つことが大切です。
目的がないと、なんとなく参加するだけになってしまい、次につながる成果が得られにくくなってしまいます。
したがって、なぜ長期インターンに参加するのかを明確にし、目標が達成できる長期インターン先を選びましょう。
長期インターンに特化した求人サイトを使ったり、エージェントなどから紹介してもらったりして、たくさんの求人を見つけられるといいですね。
私は長期インターンをしているときは、アルバイトは休んでいました。
理由は、長期インターンに時間を割いて、やり切った経験にしたかったからです。
長期インターンで実現したい目標がある人は、中途半端にならないためにも、長期インターンかアルバイトどちらか一方に絞る選択肢もあります。
また、長期インターンが忙しい時期だけアルバイトのシフトを減らすなども1つの方法です。
アルバイトも続けたいし、長期インターンもやりたいという人は、リモートワークや勤務時間が少なめの長期インターンを選ぶと両立しやすいでしょう。
今回は、長期インターンの給料について解説しました。
長期インターンでは、学生も給与をもらうことができ、アルバイトと同等かそれ以上稼ぐことができます。
時給制ではなく、成果報酬制の長期インターンも多いので、求人情報から給与形態をしっかり確認しておきましょう。
また、長期インターンとアルバイトを両立する場合は、2つの会社から給与をもらうことになるため、確定申告をし忘れないよう注意してください。