就活について考え始めている大学1年生がいると思います。
就活が本格的に始まるのは、大学3年生の冬ですが、早めから動いた方がいいのかなと気になりますよね。
そこで、今回は、大学1年生から始める就活準備について解説していきます。
まず、就活準備は大学1年生の今から始めるのがおすすめです。
大学に入ったばかりでいきなり就活準備は早いと思うかもしれません。
しかし、大学1年生からの大学生活が就活につながってきます。
そのため、早めから就活を意識して動いているほど、いざ就活が始まったときに役立つことがありますよ。
大学1年生から就活準備を始めるべきだと言われても何から始めればいいかわからないですよね。
そこで、まずは就活の基礎知識を知るところから始めましょう。
就活の基礎知識とは、就活とはどのようなもので、どう進んでいくものなのか全体像を掴むものを指します。
たとえば、就活で一番最初にやることや、面接を受けるまでの流れなどです。
就活情報サイトや、大学のキャリアセンターなどを活用して、基礎知識を得ることがおすすめですよ。
就活は基本的に、大学3年生の冬から本格化します。
また、大企業や有名企業の本選考は、大学3年生の3月から始まることが多いです。
しかし、大学3年生の夏からインターンに参加することで、早期選考が受けられたり、本選考が早くからスタートするベンチャー企業もあったりします。
そのため、目指す業界や志望企業に合わせて選考スケジュールを確認することが大切です。
就活を進めるには、いきなり面接に臨むのではなく、まずやるべき準備があります。
この準備は、大学1年生からでもできるので、ぜひ取り組みましょう。
それでは、就活で必要な基礎準備として、自己分析とキャリアプランニングの始め方について解説していきます。
自己分析は、診断ツールやモチベーションを表すグラフなどを使って進めていきます。
これまでの経験や、そのときに感じたことなどを書き出していき、自分がどんなときにモチベーションを持つのか探っていきましょう。
小学生~今の大学生活までを振り返り、転機となったポイントや今の価値観を作っている原体験も見れるといいですね。
自己分析ができていると、自分の強みや向いている仕事も理解できるので、自己分析は就活の軸が決まる重要な準備です。
過去の経験を振り返るだけでは、自己分析は深まらないかもしれません。
もっと自分を知るためには、何度も分析を繰り返すことが重要です。
成功体験だけでなく、失敗したときや上手くいかなかったときの出来事も振り返ってみましょう。
また、自分が気づかないポイントに気づくためにも、他己分析をしてみるのもおすすめです。
友達はもちろん、キャリア支援の方や両親などに協力してもらうと見えてこなかった自分が見つかるでしょう。
自己分析ができると、将来の目指したい姿が見えてきます。
就きたい仕事や理想の暮らし方などから、新卒のキャリアを考えていきましょう。
どんな経験を得たいか、身に付けたいスキルは何かなどを考えると、進みたいキャリアがわかります。
また、社会人生活は長いため、長期的な目線を持って成長できる環境を新卒で目指すのも大切ですよ。
大学1年生からできる就活準備には、実践的なものもあります。
早くから取り組むことによって、周りと差をつけることができます。
ここでは、大学1年生からスタートすることで差がつけられるスキルアップとネットワーキングについて紹介します。
将来の選択肢を広げるためには、大学生のうちに基本的なスキルを身に付けることが大切です。
基本的なスキルとは、社会人としてどの会社でも必要となる一般的なマナーや資料作成などを指します。
就活が始まってから身に付けるのは大変になるため、時間に余裕のある大学1年生から取り組んでおきましょう。
就活マナーに関するイベントやインターンシップに参加するのがおすすめですよ。
人脈づくりに力を入れると、さまざまな企業や社会人の話を直接聞けるため、考えやイメージを具体化することができます。
また、興味関心がなかった仕事にも目を向ける機会にもなるので、選択肢が広がるチャンスがあるかもしれません。
志望企業が決まっている人はもちろん、志望先が絞れていない人こそ、ネットワーキングに参加し、自分に合いそうなものを見つけていきましょう。
大学1年生から就活準備に臨む人は、学内だけでなく学外にも環境を広げてみましょう。
たとえば、インカレサークルに入ったり、キャリアを考えられるイベントやセミナーに参加したりです。
学外活動に取り組むことによって、新たな価値観に触れることができ、多角的な視点を持てるようになります。
また、人脈が広がることによって、やりたいことを実践できる機会も増える可能性がありますよ。
学外活動によってキャリアを考えたい人には、インターンシップがおすすめです。
インターンシップでは、社会人として必要不可欠な基礎的なスキルから、実務経験まで幅広い経験を得られます。
学生のうちに企業で働くことは、仕事に対する考えを持つ機会になるため、将来を考えるきっかけになりますよ。
専門的なスキルを身に付けたり、業種への理解を深めたりしたい人は、ぜひインターンシップに参加してみてください。