就活の面接ではどんなことが聞かれるのか気になりますよね。
質問に対してしっかり回答できるか不安だと思います。
しかし、就活の面接はある程度聞かれることが予測できるため、対策することで不安を減らせます。
ここでは、面接対策のマニュアルとして就活生が知っておくべきことを解説していきます。
就活の面接は、基本的に面接官が学生に質問し、学生が答えるものです。
面接の形態は、オフラインで対面で行うものと、WEBツールを用いてオンラインで行うものがあります。
面接時間は30分~1時間が一般的で、個人面接もあれば集団面接を実施している企業もあります。
面接に臨む際は、面接で守るべきマナーとして入室方法や挨拶などを事前に確認しておきましょう。
また、自己PRやガクチカ、志望動機など頻出の質問に対しては、回答を考えておき自信を持って答えられるようにしておくことが大切です。
自信を持てる面接対策をしておくには、良く聞かれる質問を把握しておくことが大切です。
よくある質問とその回答例を以下にまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。
〇〇大学〇学部〇年の(氏名)と申します。
大学では経営学を学んでおり、現在は〇〇をテーマに卒業研究をしています。
また、大学ではフットサルサークルに所属しており、今年度は副サークル長を務めています。
趣味は登山で、夏季休暇には〇〇山に友人と行ってきました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
私の強みは計画性があるところです。
私は1年間浪人をして現在の大学に入学しました。
他に合格した大学でも似たようなことを学べたのですが、やはり第一志望が諦めきれず、浪人を決めました。
浪人生活中は予備校に通っていましたが、1年間モチベーションを保つのは大変だと思い、あらかじめ年間計画を作りました。
具体的には、〇〇までに△△を達成するなどです。
この年間計画をしていたおかげで、いつ何をすべきかがわかり、先が見えたので、浪人生活を一定のペースで進めることができました。
この強みを御社の業務でも活かしていきます。
私が力を入れて取り組んだことは、長期インターンです。
私は大学でマーケティングを学んでいるため、その学びを活かした実務経験を学生のうちに積みたいと思っていました。
そこで、大学2年の夏からベンチャー企業でWEBマーケティングの長期インターンに参加しています。
担当している業務は、WEBサイトやSNSのマーケティングです。
自主性を持って自分から行動しないと、やりたい仕事は任せてもらえないので、マーケティングスキルだけでなく行動力も身に着けることができました。
せっかく対策をするなら、面接力をアップしたいと思いますよね。
効果的な対策ができれば、面接官を唸らせるような回答ができるようになります。
ここでは、印象的な回答のコツを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
印象的な回答がしやすい質問は自己PRです。
自己PRはほとんどの面接で聞かれる頻出の質問なので、対策しておいて損はありません。
自己PRを話すときは、まず結論を先に述べましょう。
また、「粘り強さ」や「責任感」などあなたの強みを表す言葉に一言オリジナリティを付け足すことが印象的にするコツです。
たとえば、「納豆よりも強い粘り強さ」や「役職以上の責任感」などです。
そして、その強みを裏付けるエピソードも話しましょう。
エピソードはその情景が思い浮かびやすいように、面接官と前提を揃えておくことが大切です。
面接では予想していた質問以外を聞かれることがあります。
回答を準備していない質問であっても、状況判断力があることを示せるように落ち着いて回答することが大切です。
特に、「あなたを動物に例えると何ですか」や「ここが宇宙だった場合、どうなりますか」など癖のある質問に対して、印象的な回答をすることで、より印象が強まります。
回答がすぐに思い浮かばないときは、質問内容を繰り返したり、条件の詳細を聞いたりなどして、思考する時間を少し伸ばすことがポイントです。
面接で緊張しないためには、やはり経験が必要です。
なぜなら、自信は経験から生まれるもので、経験値が多いほど慣れていくからです。
ここでは、面接のプロになるために知っておきたい就活の心得とテクニックを解説します。
面接では、自分の考えを相手に正確に伝えるコミュニケーションスキルが重要になります。
しかし、初めての相手に一度で完全な理解をしてもらえるように話すのは簡単ではありません。
相手が話の内容を理解しやすいように、分かりやすく伝える工夫が必要です。
難しい専門用語は付かないこと、前提条件を提示して同じ解釈になるようにしておくことなどに注意し、あなたの考えを伝える力を高めましょう。
練習を重ねても、本番の面接は緊張するでしょう。
しかし、あまり緊張しすぎるとストレスになってしまい、就活が億劫になってしまいます。
そんなときは、面接は全員が合格するものではないということを念頭に置いておきましょう。
どれだけ優秀な人でも、その企業が求める人物像に該当しなければ落ちてしまうのです。
そのため、準備を積んでもうまくいかないときは、合わなかったと考え、悲観しすぎないことがストレス解消につながります。
面接でうまく回答するには、練習とともにポイントを攻略することが大切です。
面接官が見ているポイントを抑えれば、それに合わせた回答ができます。
ここでは、面接の勝者になるために、抑えるべきポイントを2つ紹介します。
面接官に評価される回答をするには、ストーリーテリングを意識することがおすすめです。
ストーリーテリングとは、物語のように話を進めることで、相手の記憶に残りやすく理解が得やすい手法を指します。
面接官から聞かれる質問に対して、一問一答するのではなく、前後の質問とつなげて一つの物語になるように話してみましょう。
そうすることで、一貫性ができ、話の矛盾が少なくなるため、説得力も増しますよ。
面接官が求める回答をするには、質問の意図を見抜かなければなりません。
何を聞かれているのか、何を知りたいと思っているのかを考えてみましょう。
何を答えていいかわからないときは、質問を繰り返し、この解釈で合っていますかと確認することがおすすめです。
解釈をすり合わせておくことで、見当違いな回答をすることを防げます。
また、回答する際は、結論から述べることで質問が伝わっていることを最初に示すことができますよ。