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    【まだ間に合います】内定ゼロ学生の共通点 | 今すぐ実践できる対処法を伝授

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    栗田頌久
    株式会社Flamers Voil事業責任者
    大学卒業後は就職せずに独立。
    上京をきっかけに就職し、エンタメ業界のベンチャー企業でクリエイティブ制作のディレクターを担当。
    その後、COOの柴田に誘われVoilにキャリアアドバイザーとして参画。
    2023年6月からは事業責任者としてCAの他、法人営業や事業企画も担当。

    就活生はいつ頃内定をもらっているの?



    就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施したところ、初めて内定を取得した時期で、最も割合が高いのは卒業年前年の3月でした。

    この結果は前年同様であり、就職確定先から内定を取得した時期は前年は5・6月が最も高かったのに対し、24卒では4月が最も高くなりました。

    以上から、就活が本格化する3月以降に内定をもらう学生が一般的と言えます。

    しかし、就活を始める時期は人それぞれであり、終了することを決めるのも自分次第なので、秋採用を狙っている人は10月に内定をもらう場合もあります。


    内定がもらえない学生の共通点



    就活を続けていても、内定がなかなかもらえないと不安になりますよね。

    周りは内定をもらえているのに、なぜ自分はもらえないのか気になると思います。

    そこで、ここでは内定がもらえない学生の共通点を見ていきます。

    内定をもらえず悩んでいる人は、当てはまるものがないか確認してみてください。


    ①軸が曖昧でブレている


    内定がもらえない学生は、軸が曖昧であったり、ブレていたりする場合があります。

    軸とは、企業選びの軸、いわゆる就活の軸です。

    たとえば、新入社員でもガンガン挑戦できる環境を軸としているにも関わらず、裁量権が小さい企業を受けているとマッチしていないと思われてしまいます。

    また、他社の選考状況を聞かれた際に、業種がバラバラすぎると何を基準に企業を選んでいるのかを疑われてしまう要素になってしまうのです。


    ②全ての企業に同じ内容を伝えている


    内定がもらえない学生は、受けている全ての企業の選考で同じような内容を話している場合が多いです。

    ガクチカや自己PRなどで取り上げるエピソードは同じであっても、企業によってアピールポイントは変えなければなりません。

    なぜなら、企業が求める人物像はそれぞれ異なり、エピソードが同じであったとしても、その企業に刺さるポイントは違うからです。

    また、志望動機もどの企業にも当てはまるようなありきたりなものだと熱意や志望度が低いと捉えられてしまい、内定に至らない恐れがあります。


    ③話に一貫性がない


    内定がもらえない学生は、話に一貫性がないという特徴があります。

    話の一貫性とは、1つの質問に対する回答だけでなく、ESの設問や面接での質問全てにおいての一貫性を指します。

    そのため、強みはチャレンジ精神と言っているにも関わらず、ガクチカでこれまでの経験に基づいて慎重に行動したと述べると、挑戦心が本当にあるのか疑われてしまう要素になるのです。

    1つの質問に対する回答はもちろん、聞かれる全ての質問において矛盾点がないように気を付けましょう。


    ④コミュニケーションがうまくいっていない


    内定をもらえない学生は、そもそもコミュニケーションがうまくできていない場合があります。

    コミュニケーションは、相手の話をよく聞いて理解し、相手がわかりやすいように伝えることが大事です。

    そのため、面接でうまく答えられるように用意した回答を丸暗記して話すと、キャッチボールがうまくできていないと思われる可能性があります。

    また、質問の意図を掴めないまま回答すると、求められている回答ではないものを話してしまい、理解が乏しいと解釈される場合も考えられます。


    ⑤言語化する力が弱い


    内定がもらえない学生は、言語化できていない人が多いです。

    言語化とは、自分の思いや考えを相手に伝わるように誰でもわかる言葉に言い換え文章を作ることを指します。

    この言語化ができていないと、思っていることを正確に伝えられず、曖昧で説得力のない回答になってしまいます。

    言語化は何度もしないとうまくならないため、自己分析をして自分を伝えられる文章が作れるよう、声に出して練習してみましょう。


    ⑥志望動機に説得力がない


    内定がもらえない学生は、説得力のある志望動機が話せていない可能性が高いです。

    説得力のある志望動機とは、同業他社ではなく自社である理由を明確に伝えられているものを指します。

    そのため、他の企業に当てはまることや、違う会社でもいいのではと思われる内容は避けなければなりません。

    説得力がある志望動機にするためには、十分な企業研究をし、企業が求める人物像に当てはまる自分の強みやスキルをアピールしましょう。


    ⑦そもそも応募数が極端に少ない


    内定がなかなかもらえない学生は、そもそも応募数が極端に少ない企業を受けている場合があります。

    募集人数が少ないとどれだけ優秀な人でも、落ちる可能性が高いです。

    そのため、準備をしっかりして選考に臨み、失敗要因が見当たらないときは募集人数を再確認してみてください。

    社員数が少ない企業であれば、募集人数が少ないのは当然ですが、社員数が多いにもかかわらず募集人数が少ないときは、特別ルートでの選考ですでに採用が決まっている場合があるので、選考ルートの確認も必要ですよ。


    ⑧大手企業ばかりに応募している


    内定がもらえない学生で多いのは、大手企業ばかりを受けていることです。

    大手企業を受けるのが悪いというわけではなく、大手に絞りすぎてしまうのが危ないかもしれないということです。

    なぜなら、大手企業は応募する学生が多く、全員を面接することはできないため、選考の第一段階で多くの人を落とすからです。

    そのため、大手企業に受かるにはWEBテストやグループディスカッションなど、さまざまな選考の対策が必要になります。


    ⑨応募している業界の幅が広い


    内定がもらえない学生は、受けている企業の業種が幅広い場合があります。

    業種を絞りすぎて視野が狭くなるのもおすすめできませんが、逆にあれこれ受けていると一貫性がないと思われてしまいます。

    そのため、バラバラな業種を受けているときは、それらに共通する軸ややりたいことを話せるようにしておきましょう。

    また、他社の選考状況を聞かれたときに、無理に全て答えないというのも一つの手です。


    ⑩1人で進めている


    内定がもらえない学生の多くは、就活を1人で進めている可能性が高いです。

    面接に臨むのは自分1人ですが、準備も1人でしているとうまくいかない可能性が高いでしょう。

    なぜなら、自分が苦手な部分や見落としている失敗は、自分自身では気づきにくいからです。

    そのため、準備をしっかりしているつもりなのに、内定がもらえない人は、友人や教授、エージェントの方などを頼ってみてください。

    他己分析はもちろんのこと、面接対策やESの添削を受けてみましょう。


    内定がもらえない時は就活のやり方を見直そう



    順調に準備しているはずなのに、内定がなかなか出ないときは、そもそも就活のやり方が間違っているかもしれません。

    そのため、一度立ち止まって自分に合っている方法かどうか確かめることが大切です。

    ここでは、内定がもらえない原因と対処法を解説します。


    どこでうまくいっていないのかを明確にする


    まずは、どの段階でつまずいているのかを明確にします。

    就活と一言でいっても、書類選考からWEBテスト、面接までフェーズはさまざまです。

    これまでの選考を振り返り、苦手な選考を洗い出してみましょう。

    原因がわからないまま、いろいろな解決法を試しても時間がかかってしまうので、そもそもの原因を突き詰めることが一番大切ですよ。


    書類選考でつまずいている場合


    書類選考の段階でつまづいている人は、書類の書き方がわかっていない可能性があります。

    たとえば、用意すべき書類が揃えられていなかったり、書類で使ってはいけない言葉が書かれていたりなどです。

    そして、ESに書くガクチカや自己PRが少ない文字数で伝わらない内容である場合も考えられます。

    書いた文章は声に出して読んでみて、一回しか読まない人が理解できるものであるか判断しましょう。


    SPIやWebテストでつまずいている場合


    SPIやWEBテストでつまづいている人は、問題演習が足りていない場合が多いです。

    SPIやWEBテストは、傾向が掴めるものなので、練習を繰り返すことが重要です。

    また、学力に自信があっても、制限時間や進め方の特徴を把握していないと、点数が出ない場合があります。

    SPIやWEBテストを受ける時は、問題集などで勉強しておき、模擬試験などを受けておくことがおすすめです。


    面接でつまずいている場合


    面接でつまずく人は、面接対策が足りていない人が多いでしょう。

    面接で大事なのは、質問の意図を汲み取り、理解しやすいように話すことです。

    しかし、これは自分1人で練習するのは難しいため、友人やキャリアセンターの方などに協力してもらって対策するのがベストです。

    また、深堀りされるポイントを事前に考えておき、その場で慌てないようにしましょう。


    就活の肝は「自己分析」


    書類選考からWEBテスト、面接までそれぞれのフェーズによってやるべき準備は異なります。

    しかし、これら全てをクリアし、内定をもらうには自己分析がカギになります。

    自己分析ができていないと、自分に合う企業が選べず、強みもアピールできません。

    いわば、自己分析は就活の肝とも言えるのです。

    自己年表やモチベーショングラフなどを書いて、幼少期からの自分を分析しましょう。


    内定が1つももらえなかった場合どうなる?



    いろいろな対策をしても、内定がなかなか出ず悩んでいる人はいませんか。

    いつまで就活を続ければいいのか心配になっている人もいるでしょう。

    そこで、ここでは内定が1つももらえなかった場合はどうなるのかについて解説します。


    大学は一旦卒業して就活を続ける


    大学卒業までに内定がもらえなかった場合、卒業してからも就活を続ける方法があります。

    この場合、既卒扱いになるか、新卒扱いになるかは受ける企業次第です。

    大学を卒業すれば授業や卒論などの時間を気にせずに就活できるため、就活に専念できるでしょう。

    しかし、秋から入社になったり、次の春からの採用になったりする場合もあるので、それまでの生活費などをよく考える必要があります。


    休学して就活を続ける


    大学卒業までに内定がもらえそうにない場合、休学すれば学生として就活を続けることができます。

    休学の条件については、大学によって異なるので、自分でよく確認してください。

    多くの大学では、半年単位で休学できるため、秋学期から休学すれば最低でも半年期間を伸ばして就活できます。

    また、卒業していないため、新卒として就活でき、卒業後すぐの秋から入社に間に合う場合があります。


    大学院への進学や留学をする人も


    卒業までに内定がもらえない場合、就職ではなく大学院進学や留学をする人もいます。

    院進学であれば、学生期間が伸びるため、また院を卒業する頃に就活することになります。

    留学も同様に、留学が終わってからの就活になるため、2度目のチャンスがあります。

    卒業後すぐに就職したい人、新卒で就職したい人は、これらの選択肢も考えてみましょう。


    まとめ


    今回は、内定がもらえない学生の特徴と、その原因について解説しました。

    内定がもらえない学生の多くは、話に一貫性がなく、どこの企業にも該当する志望理由を述べていることが多いです。

    また、WEBテストや面接などの対策が足りておらず、選考自体に慣れていない可能性も高いです。

    準備しているはずなのに、内定が出ない人は、どの段階でつまずいているのか振り返り、苦手な部分に重きを置いた対策を取りましょう。

    著者
    著者画像
    児玉 さりな
    フリーランス(Webライター)

    大学生向けメディアの運営経験で身につけたSEOライティングスキルを活かし、インターンシップや就活に関する記事の執筆を担当。学生時代には海外インターンも経験。22卒でメーカーに就職後、現在はフリーランスで活動中。

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