スキルアップを目指せる！スポーツ分野の長期インターンシップ
長期インターンとは
長期インターンとは、学生が企業で働き、実務経験が積めるインターンシップのことを指します。
長期インターンでは、学生でも社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることにより、学生にも給与が支払われます。
長期インターンの給与形態は、主に時給制、日給制、成果報酬制の3つです。
長期インターンの参加期間は3ヶ月以上が一般的であり、専門的なスキルを身に着けるには半年〜1年以上の継続が求められています。
長期インターンを実施している会社はベンチャー企業が多く、また首都圏の求人数が多いため、1ヵ月以上の長期インターンを経験している学生は東京圏に集中している傾向があります。
また、長期インターンの期間が長くなるほど、理系学生の参加割合が高くなっています。
参考記事：https://voil-intern.com/articles/26
スポーツ業界でのインターンって？
部活動やサークル、習い事などでスポーツ経験がある学生が多いと思います。
自分の興味関心や好きなこと、やりたいことがスポーツに関連している学生もいるでしょう。
ここではスポーツ好きな方たちに向けて、スポーツ業界でのインターンシップについて見ていきます。
まずスポーツ業界とは、スポーツ用品メーカーや球場、アリーナなどの施設運営会社などが該当します。ほかにはスポーツ大会やイベントの企画運営、スポーツのニュースを取り上げるメディアもスポーツ業界の枠組みです。
スポーツ業界の企業が実施しているインターンシップは短期インターンシップが多いです。
1〜7日程度で開催され、サマーインターンシップやウィンターインターンシップと名づけられています。
しかし、中には3ヶ月以上の長期インターンシップを実施している企業もあります。
短期インターンシップでは、期間が短いため、基本は会社理解に関するプログラムがメインです。たとえば、説明会や社内見学、課題解決型グループワークなどです。
一方で、長期インターンは3ヶ月以上と期間が長いため、短期インターンよりも実践的な経験が積めます。
スポーツに携われるおすすめインターン5選
初めてのインターンを1人で探すのは大変ですよね。
どの会社のどんなインターンがいいのかも判断つきにくいと思います。
そこで、ここではスポーツ業界でのおすすめのインターンを5つご紹介します。
インターン探しで困っている方はぜひ参考にしてみてください。
①株式会社アシックス
アシックスグループでは、スポーツ用品やレジャー用品の製造をおこなっています。
スポーツ経験がある人は、ランニングやテニス、ラグビーなどでスニーカーやウェア等を手に取ったことが多いかと思います。
株式会社アシックスでは夏に短期インターンを実施しています。
サマーインターンシップでは、会社説明や職種紹介、座談会などのプログラムが開催されます。
マイページに登録し、エントリーシートを出すことで応募できるので、気になる方はESの準備をしておきましょう。
②株式会社アルペン
アルペングループはさまざまなスポーツブランドを取り扱うスポーツ小売業界ナンバー1の企業です。
スポーツ用品を買おうと店舗に足を運んだことがある人も多いと思います。
株式会社アルペンでは、興味関心に合わせてコースを選べるインターンシップを開催しています。
オンラインで説明会を受けるだけの短時間のものもあれば、東京や大阪の店舗を見学できる対面コースもあります。
昨年は書類審査はなく先着順での受付だったため、応募期間を確認し、早めにエントリーしましょう。
③株式会社アーシャルデザイン
株式会社アーシャルデザインは、アスリート人材に特化した人材紹介業を展開している企業です。
単なる人材紹介ではなく、アスリートや体育会人材をビジネス教育してから企業に紹介する業界唯一の仕組みを展開しています。
また、人材紹介だけでなく、スポーツウェアデザインやウェア販売も手がけています。
株式会社アーシャルデザインでは、過去にSNS運用の長期インターンを募集していました。
長期インターンのポストは空きが出にくいため、気になる求人には早めに応募しましょう。
④ヨネックス株式会社
ヨネックスは、バドミントンのラケットを製造する会社でしたが、テニスやゴルフ、ロードバイクなど幅広いジャンルに進出しています。
主要商品であるテニスラケットとテニスシューズでは、国内業界売上ナンバー1にも輝きました。
ヨネックスでは、理工系、スポーツ工学系の学生限定の短期インターンを開催しています。
東京工場の開発現場を見ることができ、2日間ながら体験も豊富なプログラムです。
また、東京だけでなく昨年は新潟での開催もあったようです。
⑤Jリーグ
Jリーグの中には、学生の長期インターンを募集しているところがあります。
ヴァンフォーレ甲府の長期インターンでは、ファンクラブ運営や試合運営、グッズ業務など幅広い業務に携わることができます。
応募フローは、1次選考がES審査でその後面談に進みます。
清水エスパルスでは、3ヶ月以上の長期インターンを募集しています。
長期インターンでは、ファンづくりや競技運営の業務を担当します。
専用履歴書の送付で応募することができます。
著者の経験
私は大学3年の夏から長期インターンを始めました。
周りで長期インターンをしている友人は非常に少なかったですが、Jリーグで長期インターンをしている友達が1人いました。
学生ながら業務は社員と変わらず、責任のある仕事をたくさん任せてもらっていた記憶があります。
スポーツ業界のインターンは短期インターンがメインであり、中長期インターンはなかなかありません。
Jリーグやベンチャー企業などの長期インターンを見つけた際は、ポストが埋まる前に応募しましょう。
人気な長期インターン求人は応募期間よりも早く募集が終わってしまう場合があるため、早めの行動が鉄則です。
まとめ
今回は、スポーツ業界での長期インターンについて解説しました。
スポーツ業界というとスポーツ用品が思い浮かぶと思いますが、アリーナやイベント会場を運営する会社やスポーツ雑誌などのメディアもスポーツ業界に該当します。
気になる企業がある人は、インターンシップの実施について調べ、求人に応募してみましょう。
開催場所やコースを選べるインターンシップもあるため、自身の興味関心に合わせて選べるといいですね。
