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    その有給インターン、本当に辞めるべき?退職する前に一度考えて欲しいこと

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    栗田頌久
    株式会社Flamers Voil事業責任者
    大学卒業後は就職せずに独立。
    上京をきっかけに就職し、エンタメ業界のベンチャー企業でクリエイティブ制作のディレクターを担当。
    その後、COOの柴田に誘われVoilにキャリアアドバイザーとして参画。
    2023年6月からは事業責任者としてCAの他、法人営業や事業企画も担当。

    そもそも有給インターンとは?




    有給インターンとは、学生がビジネススキルを身に付けながら、企業で働き、実務経験を得られるインターンを指します。

    有給インターンは、その名の通り、給与がもらえるインターンです。

    有給インターンでは、学生も社員と同様の仕事を任され、その仕事が労働とみなされることにより、給与が発生します。



    キツいと感じる有給インターンのよくある例




    有給インターンは、楽しいことばかりではなく、時にキツいと感じることもあります。

    これから有給インターンを始める人は、きつくなった時に継続できるか心配もあるでしょう。

    そこで、ここからは有給インターンをきついと感じるよくある例を解説します。

    どんなときにきつさを感じるのか理解し、自分に適した対処法を考えていきましょう。


    仕事のノルマが達成できない


    有給インターンの仕事でノルマがある場合、そのノルマが達成できないことにきつさを感じる場合があります。

    ノルマとは、「営業で契約月に20以上」「売上100万以上」など業務における達成すべき最低限のラインを指します。

    日々の業務はこのノルマを達成するために遂行するため、ノルマが達成できないと努力が実っていないと感じてしまい、きつくなる人が多いでしょう。

    達成が難しいノルマの場合は、ノルマが適したレベルでない場合があるので、変更や見直しの相談してみてください。


    人間関係がうまくいかない


    多くの有給インターンでは、他の社員と協力して仕事を進めていくため、時に人間関係に悩むことがあります。

    「考え方が違う」「気が合わない」などであれば、業務を円滑に進められるようにある程度割り切って接することが大切です。

    しかし、悪口を言われたり、差別された接し方をされたりする場合などは、人間関係がダメージをもたらす原因になってしまいます。

    人間関係がうまくいかず、きつさを感じているときは、1人で抱え込まず、上司やメンターをはじめ相談しやすい人に話してみましょう。


    自分の仕事のできなささに絶望する


    多くの学生は、有給インターンが初めて社会に出て働く機会だと思います。

    そのため、周りの働く様子を比べて自分の仕事のできなさに絶望する人も多いでしょう。

    しかし、学生を対象にした有給インターンは未経験でのスタートがほとんどです。

    したがって、みんないきなり仕事ができるわけではなく、少しずつ成長していっているのです。

    自分の仕事の出来を理解するのは大切ですが、周りと比較しすぎて必要以上に落ち込まないように注意しましょう。


    仕事が単調で成長している実感がない


    有給インターンを継続していくと、仕事にも慣れ、刺激が少なくなります。

    特に、ルーティンワークの多い仕事だと、単調的で成長している実感がわかないことも多いです。

    成長している実感がないと、何のために有給インターンをしているのかわからなくなり、きついと思う場合があります。

    そんなときは、業務内容について上司に相談したり、新たな目標を掲げてみるなどして、変化を自分で起こしていくことがおすすめです。


    地味で泥臭い仕事が多い


    地味で泥臭い仕事が多いと、業務内容自体にきつさを感じる人がいます。

    成長している実感がない業務だとやる気も減ってしまいますよね。

    ただし、仕事の頑張りが正しく評価される環境であれば、泥臭い仕事であっても、続けられるモチベーションがあります。

    そのため、泥臭い仕事にきつさを感じている人は、業務内容の相談はもちろんですが、モチベーションや目標の見直しもしてみましょう。



    キツくて辞めるか悩んだ時に考えるべきこと




    有給インターンがきついと感じると、辞めたいと思う場合があると思います。

    しかし、せっかく参加した有給インターンを辞める決断をするのは難しいですよね。

    そこで、ここではキツくて辞めるかどうかを悩んだ時に考えるべきことを3つ紹介します。


    自分の行動によって状況が変わる可能性があるのか


    まずは、きついと思っていることが自分の行動によって変わる可能性があるか考えましょう。

    たとえば、「ノルマが達成できない」「スキル不足に絶望する」など自分で何かやり方を変えればうまくいく可能性があるものならば、踏ん張って頑張ることで成長につながるかもしれません。

    何かの行動で変わりそうだけど、何をすべきかわからない時は、上司やメンターに相談することが大切です。

    相談によって、ノルマを変更してもらったり、スキルを習得できる業務を任せてもらえたりするチャンスもありますよ。


    状況を改善するのにどれくらいの時間がかかりそうなのか


    続いて、キツいと感じる状況を改善するには、どのくらいの時間が必要か計算してみましょう。

    たとえば、プログラミングスキルを習得するには3ヶ月かかるなどです。

    ノルマや目標の変更など上司への相談が必要な時は、面談時間やスケジュールの進捗状況も考慮します。

    ただし、上司との馬が合わないことや、人間関係で耐えられない悩みがある場合などは、すぐに状況を変えることが厳しいため、インターン先を変えることも選択肢の一つです。


    心身に悪影響を与えていないか


    有給インターンがきついと感じた時は、心身に悪影響が出ていないか改めて確認しましょう。

    有給インターンの悩みから、日常生活や大学生活にまで支障が出ている場合は、出勤を減らしたり、退職したりなどの決断が必要になります。

    特に、体調が悪くなったり、睡眠に影響が出ている場合は、無理して続けずに、退職した方が良い場合が多いです。



    まとめ




    今回は、有給インターンがキツいと感じた時は、辞めるべきかどうかについて解説しました。

    有給インターンをキツく感じる原因は、ノルマや目標が難しいことや人間関係などの悩みが考えられます。

    このようなキツさから辞めようとしている時は、まず自分の行動で変わりそうか、改善にどのくらいかかるかなどを考えましょう。

    自分で状況を変えることが難しい場合は、心身のためにも退職したり、違うインターン先を見つけることがベストな場合もありますよ。

    著者
    著者画像
    児玉 さりな
    フリーランス(Webライター)

    大学生向けメディアの運営経験で身につけたSEOライティングスキルを活かし、インターンシップや就活に関する記事の執筆を担当。学生時代には海外インターンも経験。22卒でメーカーに就職後、現在はフリーランスで活動中。

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