有給インターンとは、学生が企業でビジネススキルを学びながら、実務経験を積むことができるインターンを指します。
有給インターンでは、学生も社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることで、学生も企業から給与をもらうことができます。
反対に、任される仕事が社員と区別されており、実務を担当しない場合は、給与が発生しないため、無給インターンと呼ばれます。
有給インターンが終わるときにお礼状を書こうか悩みますよね。
結論、有給インターンのお礼状は必ずしも必要なものではありません。
しかし、1dayインターンや1週間程度の短期間でない限りは、お礼状を送る方がマナーとしては良いとされています。
お礼状は基本的に感謝の気持ちを伝えるものなので、自己判断で大丈夫ですが、今後の就職活動を考えると出しておいた方がいいかもしれませんね。
お世話になった感謝を伝えようと有給インターン後にお礼状を書きますよね。
しかし、企業に向けた手紙にどんなことを書いたらいいのか心配になると思います。
そこで、ここからは有給インターン後に送るお礼状のポイントを3つ解説します。
お礼状を書くときに、大切となるのがわかりやすい文面です。
お礼状は日々の業務で忙しい中、採用担当者に読んでもらうことになるので、読みやすい文章が求められます。
お礼を伝えたいことや印象的な出来事がたくさんあるかもしれませんが、読み進められやすいようにできる限り簡潔にまとめましょう。
個人的にお礼を伝えたい人がいる場合は、一言添えると伝わりやすいですよ。
有給インターンが終わった後に、お礼状を出そうと思ったら、すぐに出すことがポイントです。
送るべきかどうか悩んでいると、退職から期間が空いてしまい、企業側もお礼状はないのかなと思ってしまいますよね。
学んだことや身に付いたことなどを伝えるためにも、記憶が鮮明なうちに書きましょう。
お礼状を出す人は、退職後1週間以内に出せるといいですね。
お礼状を出したいけど、何にお礼を書けばいいのか迷うと思います。
一般的には、派手でない便箋に書き、手渡しもしくは郵送します。
しかし、会社と普段の連絡をメールやチャットなどで取っている場合は、そちらで送るのでも構いません。
便箋に書くのが一番丁寧で気持ちが伝わる方法ですが、会社との関係に合わせて臨機応変に対応しましょう。
お礼状はその名の通りお礼の気持ちを伝えるためのものです。
しかし、具体的にどんなことを書いたらいいのか悩む人も多いでしょう。
そこで、ここではお礼状に書くべきことについて解説していきます。
これからお礼状を書こうとしている人はぜひ参考にしてみてください。
まずは、インターンに参加させてもらったことへの感謝を述べます。
そして、インターンで学んだことや身に付いたこと、印象に残っている出来事に触れましょう。
具体的なエピソードであるほど、インターンに取り組む姿勢が伝わりますよ。
冒頭でインターン参加へのお礼を述べたら、次は企業や社員への感謝を伝えます。
たとえば、「○○さんに○○のスキルを教えてもらったことで、○○の業務ができるようになりました」などです。
仕事を教えてもらったメンターや上司の名前を挙げて、感謝していることを伝えましょう。
お礼状をもらった方も、自分の名が挙がったエピソードが書かれていると印象に残りますよね。
お礼状では、感謝の気持ちだけでなく、インターンでの経験を今後どうやって活かしていきたいのかまで述べることがポイントです。
将来やりたいことに触れ、そのためにインターンの経験がどのように意味のあるものであったか伝えましょう。
身に付いたスキルをもとに、次に挑戦したいことが書けるといいですね。
また、有給インターン先に就職したいと考えている人は、その旨を伝えることも効果的です。
お礼状の最後には、もう一度感謝を伝えます。
結びの言葉とともに、お世話になった事に対して感謝の気持ちを表しましょう。
せっかくお礼状を出すのですから、最後まで読んでいて気持ちが良い内容にしたいですよね。
今回は、有給インターン後に出すお礼状について解説しました。
お礼状を出すかどうかは個人の判断に任されますが、長期間インターンであった場合は、出した方がマナーとして良いでしょう。
特に、有給インターン先企業への就職を検討している人は、今後の就職活動も見据えて感謝や将来の展望を伝えられるといいですね。