1dayインターンとは、1日だけ企業で就業体験をしたり、会社見学をしたりするインターンシップを指します。
1dayインターンは参加時間が短いため、実際の仕事をやるというよりは、グループワークを行ったり、会社説明を受けたりすることがメインとなることが多いです。
そのため、気になる企業を実際に見てみたい、社員さんの話を聞いてみたいと思っている人におすすめのインターンシップです。
1dayインターンは気軽に参加しやすいため、多くの学生が参加します。
しかし、その気軽さの反面、やらかしてしまうことがあります。
ここからは、1dayインターンでのよくあるやらかし例を解説します。
事前によくあるやらかし例を知り、自分はやらかしてしまわないようにしましょう。
1つ目は、集合時間や場所を間違えてしまった例です。
1dayインターンは、企業によって開始時間が異なります。
朝から集合する場合もあれば、午後一での集合もあります。
また、企業のオフィスや工場、オリエンテーションルームなどさまざまな場所で開催されます。
そのため、集合時間や場所は入念にチェックしましょう。
2つ目は服装を間違えてしまった例です。
1dayインターンの服装は企業によってさまざまです。
指定がある時は指定にしたがった服装を着用してください。
指定がない場合は、問い合わせたり、スーツを着用したりすることが望ましいです。
1dayインターンは気軽だからといって指示がないのに私服を着ていくことは避けましょう。
3つ目は遅刻してしまった例です。
1dayインターンの開始時刻や場所を間違えると遅刻してしまいます。
また、慣れていない電車に乗ったり、オフィスの中を歩いたりすると予想以上に時間がかかることもあります。
そのため、1dayインターンに参加する時は1dayインターンの経験があっても時間に余裕を持って出発しましょう。
4つ目は社員の人にタメ口を使ってしまった例です。
1dayインターンでは実務を担当することは少なく、会社説明やグループワークを行うことが一般的です。
そのため、社員さんに質問する時間が設けられていたり、会社見学に同行してもらったりと社員さんとコミュニケーションを取る機会が多くなります。
このような機会は活用すべきですが、1dayインターンが気軽に質問できる場だからといってタメ口を使ってしまわないように気を付けましょう。
5つ目は居眠りをしてしまった例です。
1dayインターンでは学生が手を動かすことよりも話や説明を聞く時間が多いです。
そのため、長時間座って話を聞いていると眠くなってしまいます。
しかし、居眠りをしては印象が悪くなったり、会社の人に失礼になってしまいます。
1dayインターンに参加する時は十分に睡眠を取って、集中して話を聞きましょう。
【参考】インターンシップでやらかした!気になる失敗例や対処法について解説
1dayインターンでやらかしてしまったらどうしようと不安になっている方がいると思います。
せっかく気になる企業の1dayインターンに参加したのに、やらかしてしまったらショックですよね。
そこで、ここからは1dayインターンでやらかしてしまったら、もう遅いのかどうか見ていきます。
まず、1dayインターンでのやらかしが手遅れになるのかどうかは内容によります。
たとえば、無断欠席をしたり、居眠りをしたりなどの行為は企業側にマイナスな印象を強く与えてしまいます。
一方で、服装を間違えてしまったり、フランクに質問してしまったりなどの行為は、軽傷で済むものがあります。
もちろんやらかしはしない方がいいですが、やらかしてしまった場合は挽回できる余地があるか振り返りましょう。
次に、1dayインターンでやらかしてしまわないようにするには、やはり事前に企業から届いたお知らせを確認することが重要です。
1dayインターンに参加することになると企業からメールが届きます。
メールをよく読んで、集合時間や服装を間違えないように気をつけましょう。
分からないことや迷うことがある場合は、問い合わせることで解決できますよ。
続いて、やらかしてしまわないよう1dayインターン中は礼儀正しくいることを心がけましょう。
実際の仕事をすることが少ない1dayインターンでは気が緩みがちです。
しかし、やらかさないためにも、たとえ学生同士のグループワークであったとしてもいきなりタメ口を使わないことや、はっちゃけるようなノリは控えておきましょう。
同じ学生にも礼儀正しくいることで、社員さんにタメ口を使ったり、失礼な態度を取ることを防げますよ。
最後に、1dayインターンに参加したからといって内定をもらえるわけではないことを理解しておきましょう。
1dayインターンと内定獲得は直結していません。
ですので、内定獲得のことばかりを考えるのではなく、その後の選考のためにも調子には乗らず、目の前のインターンプログラムに集中することが大切です。
1dayインターンでの印象がその後の選考に繋がることもあるので、礼儀正しくやらかさないようにすることが1番ですよ。
【参考】インターンでやらかした!よくある失敗例やベストな対処法について徹底解説
1dayインターンでのやらかしについては理解できてきましたか。
自分がやらかしてしまったらどうしようと悩んでいる方もいると思います。
そこで、ここでは1dayインターンでやらかしてしまった時にどうすべきか解説していきます。
第一に、相手に迷惑をかけてしまった場合は謝罪しましょう。
その場で謝罪できる場合は、すぐに謝ることが1番です。
しかし、相手に時間を取らせてしまったり、1dayインターンプログラムをさえぎったりしてしまう場合は、終了後に直接謝罪しに行きましょう。
もし、1dayインターン中に謝罪することが難しい時は、お礼メールに一言謝罪の念を含めることもできますよ。
1dayインターン終了後には、お礼メールを送ります。
このお礼メールはインターンに参加させてもらったことへの感謝を伝えるものなので、当日中に送りましょう。
また、やらかしてしまったことがある人は、お礼メールに謝罪も含めるとよいです。
本日は、1dayインターンシップの集合時間に遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
また、このような状況でも1dayインターンシップに参加させていただけたこと、感謝申し上げます。
~
取り急ぎ、本日の遅刻に関する謝罪と1dayインターンに参加させていただいた御礼を申し上げたくご連絡させて頂きました。
【参考】札幌大学 就職活動のマナー
気になる企業の1dayインターンに参加して、内定をもらいたいと考えている学生がいると思います。
しかし、1dayインターンでは実際の仕事を経験することは難しいため、内定獲得に繋がることは少ないです。
ですので、内定獲得を視野に入れている人には、1dayインターンよりも長期インターンをおすすめします。
長期インターンでは、学生も社員と同様の仕事を任されます。
そのため、実務経験を積むことができ、仕事に活かせるスキルを身に付けられます。
そして、長期インターンを継続していくと、企業のことを理解し、できる仕事が増えていきます。
企業にとって即戦力となる人材になると、内定獲得に繋がるため、内定獲得を視野にいれている学生は1dayインターンよりも長期インターンに参加しましょう。
【参考】【経験者が語る!】なぜ長期インターンに参加するのか?参加目的とメリットを徹底解剖
今回は、1dayインターンでのよくあるやらかした例をご紹介しました。
1dayインターンに参加してやらかしてしまわないように、メールを確認したり、時間に余裕のある行動を取ったりしましょう。
また、内定獲得を目標にしている人は、1dayインターンよりも長期インターンに参加することを検討してみてください。