長期インターンとは、学生が企業で働き、実務経験が積めるインターンシップのことを指します。
長期インターンでは、学生でも社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることにより、学生にも給与が支払われます。
長期インターンの給与形態は、主に時給制、日給制、成果報酬制の3つです。
長期インターンの参加期間は3ヶ月以上が一般的であり、専門的なスキルを身に着けるには半年〜1年以上の継続が求められています。
長期インターンを実施している会社はベンチャー企業が多く、また首都圏の求人数が多いため、1ヵ月以上の長期インターンを経験している学生は東京圏に集中している傾向があります。
また、長期インターンの期間が長くなるほど、理系学生の参加割合が高いです。
参考記事:https://mtip.umbc.edu/resources/what/
スポーツに携われる長期インターンは、スポーツ業界やメディア業界で経験できます。
スポーツ関連としては、スポーツ用品メーカーや球場やアリーナなどの施設運営会社、スポーツチームなどをイメージすると思います。
さらには、スポーツイベントや大会を開催する会社、スポーツに関するニュースを取り上げるメディア業界もスポーツに関わる業界です。
スポーツに携わることができる業種はいろいろありますが、長期インターンを実施している会社は多くないため、求人を1つ1つ見ていくことがおすすめです。
ベンチャー企業やスタートアップ企業は長期インターンを実施している企業が大手企業に比べて多いので、会社の規模感の基準を広めにして見ていくといいかもしれません。
中には、アスリートに特化した人材業やJリーグが長期インターンを募集していたりします。
多角度からスポーツに関わることで、世の中の仕事を幅広く理解したり、新たな興味関心を得られるきっかけになりますよ。
スポーツに携われる長期インターンでは、基本的に社員と同様の仕事を任されます。
長期インターンでは、未経験の学生も社員と同等レベルの業務を行うため、自主性が求められます。
業種によって担当業務は異なりますが、社会人として必要な基礎的なビジネススキルはどの業種でも身に着けられるでしょう。
スポーツメーカーやジム、アプリサービスなどの営業では、営業リストや資料作成~営業の同行まで経験できます。
経験を積んで1人立ちできれば、同行ではなく自分で営業に行ったり、新規アポの商談をしたりすることもあります。
また、メディアやイベント運営であれば、マーケティングや企画業務が多いため、市場調査~企画・実装まで長期的に携わることが可能です。
同業他社の視察などもできるかもしれませんね。
そのほか、バックオフィスやエンジニアなどの職種もあるため、いろいろな求人を読んでみると面白いと思います。
参考記事:https://aschonors.osu.edu/preorient/au-preview/career-services/internship
参考記事:https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/guidebook-kihon.pdf
スポーツに携われる長期インターンがしたいけど、自分に合う求人が見つけられないと悩んでいる人はいませんか。
ネット上で1人で求人を検索して、見比べるのは意外と大変ですよね。
長期インターンを探す方法はいくつかありますが、おすすめの方法をピックアップしてご紹介します。
大学のキャリアセンターには、大学と繋がりがある企業のインターン求人が集まっています。
スポーツ関連のインターン求人がないかどうか聞いてみましょう。
また、OBOGを紹介してもらうことも可能なので、OBOG訪問をしてスポーツ関連企業への理解を深めることもおすすめです。
長期インターンの求人をエージェントから紹介してもらうことができます。
ネットで1人で調べているだけでは見つからない求人を教えてもらえる場合があるので、求人探しに悩んだときはエージェントを使ってみてください。
求人紹介だけでなく、選考対策も合わせておこなってくれるエージェントならインターンだけでなく就活にも活きると思います。
すでに長期インターンをやっている友人や知人から長期インターン会社を教えてもらいましょう。
リファラルといって、知り合い経由で選考に応募できるルートがあります。
友人や知人から実際の長期インターンの話を伺うこともできますし、知り合いがいることで初めての長期インターンでも安心して始められますよ。
私は、大学3年生から長期インターンを始めました。
周りで長期インターンをしていた友人は少ないですが、スポーツ関連だとJリーグ関係で長期インターンをしている人がいました。
ただJリーグ関連の求人は数が少ないのと、長期インターンの特徴として参加期間が長いため、なかなか空きポストが出ないのが欠点です。
そのため、気になる求人が見つかったら、募集期限ギリギリではなく早めに応募しておくことをおすすめします。
また、スポーツ用品メーカーやスポーツ施設だけでなく、イベントやメディア関連からもスポーツに携われることを知ると選択肢が広がって求人が探しやすくなると思います。
スポーツチームの協賛企業なども見てみると視野が広がりそうですね。
今回は、スポーツに携われる長期インターンについて解説しました。
スポーツ関連の長期インターンは、インターネットの掲載から探すだけでなく、キャリアセンターやエージェント経由で知ることもできます。
また、スポーツ大会やイベントの運営会社やスポーツ雑誌などのメディア事業会社も視野に入れると探せる求人が多くなります。
スポーツ業界に関する長期インターンを探している人は、いろいろな方法で求人を調べ、気になる業務を見つけてみてください。
人気な求人は早めに埋まってしまうので、なるべく早く応募しましょう。