皆さんは海外長期インターンといったらどの国を思い浮かべるでしょうか?
アメリカやカナダなどの北米を思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、最近ではベトナムなどの東南アジアでの長期インターンも増えています。そこで、今回はベトナムでの長期インターンについて詳しく解説していきます。
海外長期インターンをしたい方もいると思いますが、行ったことのない国だと不安も多いですよね。
そこで、今回はベトナムでの長期インターンについて解説していきます。
それでは、まず最初にベトナムがどんな国かについて見ていきましょう。
ベトナムは、ドイモイ政策によって経済が急成長している国です。
そのため、日系企業の進出先としても人気が高まっています。
また、人口増加に伴って、都市部では急速な都市開発が行われています。
都市開発を行うにあたって、建築マーケットと呼ばれていたりもします。
従って、ベトナムは経済が急成長中の国で長期インターンをしたい方におすすめと言えます。
ベトナムの治安は比較的に安全です。
ベトナム人は日本人に好意的な方が多いのが理由となっています。
ただし、日本とは違った環境であることには変わりがないので、油断は禁物です。
安全だからといってすべてにおいて安心できるとは誤解しないようにしましょう。
人口増加に伴って消費量も増えているベトナムの物価は、日本よりも圧倒的に安価です。
物価が安いと生活費を抑えやすいですよね。
なので、お金に余裕がない学生でも長期インターン先で生活を送りやすい国と言えます。
現地に馴染んだ生活をしてみたいという方は、ぜひベトナムの長期インターンに参加してみましょう。
海外長期インターン先のなかでも、東南アジアが人気が高く、ベトナムも注目が集まっている国です。
しかし、なぜいまベトナムが長期インターンで熱いのでしょうか。
ここからはベトナムが長期インターン先として人気が高い理由を見ていきます。
まず第一に、経済発展が著しく、ビジネスチャンスが多いことが理由に挙げられます。
経済が急成長中のベトナムでは、現地の企業はもちろん進出してくる企業も多いです。
また、新たなビジネスが生まれる機会も多いため、働き手の需要があります。
従って、学生長期インターンの募集も多いです。
さらに、日系企業の進出も盛んなので、現地に日本人がいる可能性も高いと言えます。
続いて、日本人の希少価値が高いことも理由として挙げられます。
日本人は真面目な性格で信頼度が高いので、ビジネスの場での価値が高いと見られています。
そのため、学生の長期インターンであっても日本人は希少価値が高くなり、働き手として受け入れてもらいやすいです。
日本人としての誇りを持って働いてみたい方は、ぜひベトナムで長期インターンをしてみましょう。
さて、海外長期インターンをしたいと思っていても、初めての長期インターンだと心配事がたくさんありますよね。
特に海外だと、日本で長期インターンをするよりも不安が募ると思います。
しかし、事前準備をしっかりしていれば、現地大きな心配はいりません。
そこで、ベトナムで長期インターンをする前にやっておくべきことを3つ解説していきます。
まずはじめに、ベトナムで長期インターンをする際は、インターンシップビザを取得しましょう。
観光旅行であれば、ビザは必要ありませんが、インターンとして長期滞在する場合はビザが必要です。
長期インターンとなれば、給料をもらって働く形になるので、インターンシップビザが必須になります。
ビザの発行はすぐにできるものではないので、時間に余裕をもって発行準備に取り掛かりましょう。
次に、日常会話レベル以上の語学スキルを身につけておきましょう。
長期インターン先での仕事上の会話はもちろん、現地で日常生活を送るためにも語学スキルが必要です。
日本人が長期インターン先にいれば安心できますが、いない場合もあるので、自分のことは1人でできるように語学スキルを高めておくことをおすすめします。
また、語学力が高いほど、任せてもらえる仕事の幅も広がり、より充実した長期インターンになります。
最後に、海外長期インターンに参加する方は、緊急事態に備えて保険に加入しましょう。
ベトナムの治安は比較的安全ですが、やはり日本とは違った環境で生活することになるので、予期せぬトラブルが発生しやすいです。
さらに、滞在が長くなるほど、病気や怪我をしたり、貴重品が盗まれたりするリスクが高まります。
万が一の場面で、慌てずに済むようにあらゆるリスクをカバーできる保険に加入しておくと安心です。
ベトナムで長期インターンに参加するイメージが鮮明になってきましたでしょうか。
参加意欲が高まってきた方もいると思います。
せっかく長期間ベトナムでインターンをするなら、ベトナムならではの経験がしたいですよね。
そこで、ここからはベトナムの長期インターンの特徴を解説していきます。
まずはじめに、IT産業への進出が盛んであることが特徴と言えます。
韓国のIT企業、いわゆるサムスンをはじめとして、ベトナムに拠点を構えるIT企業が増えてきています。
経済発展の最中であるベトナムでは、まだ発掘されていないビジネスも多いため、新ビジネスを開拓するチャンスが眠っています。
そのビジネスチャンスを掴もうと多くの企業が進出してきているのが、いまのベトナムです。
続いて、0→1スキルの習得ができる点も特徴として挙げられます。
経済発展が著しいベトナムは、同時に観光国としても発展してきています。
そのため、観光業を盛り上げようと、観光地のブランディングに関わる仕事が多いです。
ゆえに、企画職やデザイナーなどのクリエイティブな業務が多いため、0→1スキルの習得できる場が増えています。
0→1スキルの習得をしたい方は、ぜひクリエイティブ関連の職に応募してみましょう。
最後に、語学力が向上することも特徴です。
ベトナムでは英語を話せる人が多いので、長期インターンでは基本的に英語を話すことが多いでしょう。
もちろん、公用語であるベトナム語が話せるとより会話の幅も広がります。
ただし、ベトナムは多民族国家なので、同じベトナム語でも地域によって差があります。
事前にベトナム語を習得する際は、長期インターン先地域の特徴を掴んでおくと良いでしょう。
海外長期インターンでは新鮮で楽しい経験をたくさん積めます。
しかし、海外長期インターンでは日本での長期インターンとは異なることがたくさんあるので、気を付けるべきことがあります。
もちろん長期インターン先での注意もありますが、日常生活上で注意すべきこともあるので、安心した生活ができるようきちんと理解しましょう。
まずは、露店でのぼったくりに注意が必要です。
日常生活を送るうえで、ベトナムは露店が多いので、露店で買い物や食事をすることが増えるでしょう。
日本であれば、不当な料金を請求されるケースが少ないです。
しかし、日本人がお金を持っていると思われているため、学生であってもぼったくりに遭う可能性が高いと言えます。
少しでもおかしいと感じたら、料金の説明を求めましょう。
続いて、ベトナムでは、交通マナーに細心の注意を払ってください。
バイクや車の交通量が日本と比べて多いにも関わらず、交通整備は進んでいません。
そのため、交通事故の発生も非常に多く、歩行者が道路を横断する時には特に注意が必要です。
日本のように歩行者優先という風潮はないため、必ずしも車が止まってくれるとは思わないようにしましょう。
また、できれば現地の人と一緒に歩いたり、交通量が多い場所を渡ったりしないようにしてください。
最後に、ベトナムで生活をするうえではデング熱にかからないように対策をしましょう。
デング熱は蚊を媒介して感染する病気です。
高熱が出たり、吐き気がしたりときつい症状が出ます。
蚊に刺されないように、虫よけ対策をすること、自然の多い場所には近寄らないことを意識しましょう。
また、万が一デング熱に感染した場合に、受診できる病院をあらかじめ調べておくことも重要です。
ベトナムで長期インターンをしたいといっても、地域がたくさんあるため、場所に悩みますよね。
海外がはじめての方は、現地の雰囲気も分からず迷うと思います。
そこで、最後にベトナムで長期インターンをするならここがおすすめという場所をご紹介します。
まずおすすめする場所は、ハノイです。
ハノイはベトナムの首都で、都市開発が進んでおり、経済発展が著しい場所と言えます。
また、観光地としても人気が高く、マーケットや寺院なども多いです。
従って、ザ・ベトナムという雰囲気を味わいたい方におすすめの場所と言えます。
さらに、ホテルやレストランなどのサービス業が多いので、接客業をしたい方にも向いています。
次に、ホーチミンもおすすめの場所です。
ホーチミンは主要都市であり、都市開発が進んでいます。
また、特にIT企業の進出が多い地域であり、最新のビジネスが行われている場所でもあります。
従って、IT企業やベンチャー企業での長期インターンを考えている方におすすめと言えます。
さらに、現地での生活も送りやすい地域なので、学生にも優しい場所でしょう。
最後に、ダナンも長期インターン先としておすすめの場所です。
ダナンは海沿いの都市で、リゾート地としても有名です。
そのため、観光業や、ホテル関連の仕事が多くなっています。
従って、多くの人がイメージするベトナムとは違った雰囲気を味わえる場所とも言えます。
長期インターン以外に、休日に海外生活を楽しみたいという方は、長期インターン先としてダナンも検討してみてください。