大学生が視野を広げるには?|知るだけで終わらせず、違う考えの人と一緒に動く
大学、バイト、いつもの友達。毎日が同じ顔ぶれで、自分の世界が狭い気がする。もっといろいろな人や仕事を知りたいのに、何をすればいいか分からない大学生に向けて、視野が広がる仕組みと、会う人の幅を広げる方法をまとめました。
視野が広がるのは、情報を見たときより、年齢も仕事も考え方も違う人と、同じ目標に向かって一緒に何かをしたときです。
- 本やSNSは、知るための入り口知っていることは増えます。ただ、それだけでは「自分もやってみよう」という選択肢にはなりにくいです
- 選択肢に入るのは、その人の毎日を近くで見たとき何に迷い、どう決めているかが見えると、自分がその場に立つ姿を想像できるようになります
- 会う人の幅を広げる方法は、いくつもある旅行、地域の活動、アルバイト、長期インターン。今の自分の輪の外にいる人と、一緒に動ける場を1つ選びましょう
視野が狭いことは、悪いことではありません。大学生の毎日は、自然と似た人が集まる形になっているだけです。
目次
「世界が狭い」と感じるのは、会う人が似ているから
大学の友達は、たいてい同じ年齢で、同じ時期に同じことで悩んでいます。バイト先も、通いやすさで選ぶと、同じ大学生と働くことになりがちです。気づくと、毎日話す相手の考え方がだいたい似てきます。
大人と話す機会も、家族や先生、バイトの店長くらい。社会にどんな仕事があり、どんな人が働いているのかは、ほとんど見えないまま毎日が回ります。
Voilに相談に来る学生からも、「将来のことを考えたいのに、働いている自分が想像できない」「このまま同じ毎日で大丈夫なのか」という声をよく聞きます。
視野が狭いのは、本人の努力が足りないからではありません。会う人の幅が狭いから、見える景色も狭くなるだけです。だから、考え方を変えようとするより、会う人を変えるほうが早く広がります。
あなたの「狭い」はどれ?4つのタイプ
同じ「世界が狭い」でも、引っかかっているところは人によって違います。心の声がいちばん近いものを選んでみてください。
「大学もバイトも、会うのはいつも同じ人たち」
やること今の輪の外に、定期的に通う場所を1つ持つ
避けたい一度きりのイベントに行って、満足して終わる
「SNSでいろんな生き方は見ている。でも、自分とは関係ない気がする」
やること見ている側から、一緒にやる側に回る
避けたい情報を集めるだけで、広がった気になる
「仕事の種類もよく知らないし、社会人の自分が想像できない」
やること働いている人の毎日を、近くで見る
避けたい業界の名前だけで、向き不向きを決める
「留学や起業をしている同級生を見ると、自分の世界が小さく見える」
やること比べる相手を「すごい人」から「違う人」に変える
避けたい大きなことをしないと広がらない、と思い込む
Aの人は、このあとの方法の比較から選ぶと動きやすくなります。この記事では、Bの「知っているのに遠い」を中心に書きます。Cの人にも、同じ考え方が当てはまります。
「知っている」と「自分の選択肢」の間にあるもの
人や仕事との関わり方には、段階があります。段階が進むほど、知らなかった世界が「自分にもできるかもしれないこと」に変わっていきます。
- 知る本・SNS・ニュースいろいろな仕事や生き方があると分かります。ただ、見えるのは結果や、うまくいった話が中心です
- 話を聞くイベント・社会人訪問本人の言葉で、仕事の楽しさや大変さが分かります。ただ、1回の話では「そういう人もいる」で終わりやすいです
- 一緒にやる同じ目標に向かって動くその人が何に迷い、どう決めているかが目の前で見えます。自分のやり方との違いに気づき、自分ならどうするかを考え始めます
大事なのは3つ目です。同じ目標に向かって動くと、考え方の違いが「意見の違い」ではなく「やり方の違い」として現れます。自分のやり方と並べて比べられるので、考え方の引き出しが増えていきます。
年齢も考え方も違う人たちと働いた先輩は、視野が広がった理由をこう話しています。
「それはまさにインターン先でたくさんの人の多種多様な価値観や生き様に触れ、それを参考に自分のことを相談しまくり、「自分は将来どうなっていたいか?」「自分が本当に没頭できること・好きなことは何なのか?」を楽しみながら考えたからだと思います。視野が狭くなりがちな学生のうちにそのような人たちに出会えたことは、確実に僕の人生にポジティブな影響になっています。」
ネットプロテクションズで長期インターンをした学生の体験談
一緒に動いた経験は、それまで考えもしなかった道を、選択肢に変えることもあります。
「今まで全く選択肢になかった、ベンチャー企業への就職が視野に入ってきました。」
シアンで長期インターンをした学生の体験談
視野を広げるときの、よくある思い込み
「視野を広げたい」と思ったとき、遠回りになりやすい思い込みがあります。どれも間違いというより、半分だけ合っています。
本や旅行に意味がない、ということではありません。気になる世界を見つけるのは、むしろ本やSNSのほうが得意です。見つけた世界に、次は自分の足で入ってみる。この順番で考えると、どちらも生きてきます。
会う人の幅を広げる方法を比べる
大学生がよく選ぶ方法を、3つの条件で比べました。どれが上ということではなく、今の自分に足りないものを補う方法を選ぶための目安です。
幅一緒に
目指す働く毎日が
見える
気になる世界の入り口を見つけたい人に
暮らしや文化の違いを、肌で感じたい人に
気になる分野の人と、まず話してみたい人に
年齢も立場も違う人と、何かを一緒にしたい人に
まず働く場に慣れたい人に。社員や店長と話すと幅が出る
いろいろな仕事や働き方を、自分の選択肢にしたい人に
よく当てはまるある程度当てはまりにくい
旅行やボランティアは、普段は出会えない人と会うのに向いています。暮らしや社会の見え方を広げたいなら、こちらが合います。
「どんな仕事があり、自分はどう働きたいか」まで見えるようにしたいなら、働く人と同じ目標に向かう方法が近道です。アルバイトでも、社員や店長と仕事の話をすると、見える範囲は広がります。
社会人と一緒に働く、という広げ方
長期インターンは、会社の仕事を社員と一緒に進める働き方です。年齢も経歴も違う社員と、同じ目標に向かって働くので、視野が広がる条件がそろいやすくなります。
- 仕事を決める理由が見える社員が何を大事にして、どう判断しているかを、隣で見られます。話を聞くだけでは分からない部分です
- 知らなかった仕事に出会う名前も知らなかった職種が、身近な仕事になることがあります
- 大学では会わない人と働く社員だけでなく、ほかの大学のインターン生とも一緒になります。年上の学生や、違う経験をしてきた学生もいます
知らなかった仕事に出会い、そのまま自分の進みたい道になった先輩もいます。
「自分も恥ずかしながら、インターンで働くまではPdMという職種について全く知りませんでした。今はこのPdMとして今後働いていこうと思えるくらいにはやり甲斐を感じる職種です。」
FUNDINNOで長期インターンをした学生の体験談
想像と違う仕事を任されたことが、広がるきっかけになることもあります。
「実際入った部署では、自分が想像していた業務とかなり異なるマーケティングをやることになった時は驚きましたが、結果的に視野が広がる機会になり、とても良かったです。」
TOKIUMで長期インターンをした学生の体験談
一緒に働く学生の幅に、刺激を受けることもあります。
「私は大学1年生で今回が初めての長期インターンですが、同期は年上だったり、留学に行っていたり、みんなに比べて、人生の経験が足りていないなと感じることがあります。」
TOKIUMで長期インターンをした学生の体験談
ただし、長期インターンならどこでも視野が広がるわけではありません。始める前に、次のことを知っておきましょう。
- 社員と関わる場面は、会社によって違う社員と一緒に考える場面が多い会社もあれば、同じ作業だけで時間が過ぎる会社もあります。求人票では、この差はほとんど見えません
- 良い会社ほど、受かるのは難しい学生に本気で向き合い、良質な仕事を任せる会社には応募が集まります。求められるレベルも高く、準備なしでは通りにくいです
- 決まった曜日に働くことが多い授業やサークルと両立できるかを、先に考えておきます
今の輪の外に、1つ足すには
視野を広げるために、今の生活を全部変える必要はありません。いつもの毎日に、違う人と動く場を1つ足すだけで十分です。
- 最近よく話す人を思い浮かべる今日年齢、立場、考え方。似ているところに気づくと、自分の輪の形が見えてきます
- その外にいる人を決める今日「年上の人」「働いている人」「違う地域の人」など。会ってみたい人を1つ決めます
- 「会う」より「一緒にやる」場を選ぶ今週中1回話を聞くだけでなく、同じ目標に向かって続けて関われる場を探します
- しばらく続けてから振り返る始めて数か月後「前は考えもしなかったこと」が、選択肢に入っているかを確かめます
留学から帰ってきて、日本の毎日が狭く感じる人は留学から帰国後に何をする?、何に挑戦するか決められない人は大学生のうちに挑戦すべきことは?も読んでみてください。
よくある質問
大学生で視野が狭いのは、悪いこと?
本を読んだりSNSを見たりするのは、意味がない?
人見知りでも、視野を広げられる?
海外に行かないと、世界は広がらない?
長期インターン選びも相談できます
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