長期インターンとは、学生が企業で働き、実務経験が積めるインターンシップのことを指します。
長期インターンでは、学生でも社員と同様の仕事を任されます。
そして、その仕事が労働とみなされることにより、学生にも給与が支払われます。
長期インターンの給与形態は、主に時給制、日給制、成果報酬制の3つです。
長期インターンの参加期間は3ヶ月以上が一般的であり、専門的なスキルを身に着けるには半年〜1年以上の継続が求められています。
長期インターンを実施している会社はベンチャー企業が多く、また首都圏の求人数が多いため、1ヵ月以上の長期インターンを経験している学生は東京圏に集中している傾向があります。
また、長期インターンの期間が長くなるほど、理系学生の参加割合が高くなっています。
参考記事:https://www.mext.go.jp/b_menu/internship/index.htm
長期インターンの選考でオフィスを訪れることがあると思います。
オフィスを訪れる際のマナーも気になりますよね。
特に、受付についたときになんて言えばいいか不安だと思います。
そこで、ここでは長期インターンの選考において受付についたらなんて言うのか解説していきます。
受付についてやるべきことは以下のとおりです。
受付に着いたら、氏名と用件を述べます。
「本日〇時から長期インターンの面接の予約をしております、〇〇大学の〇〇と申します」
1回で受付の人が聞き取れるように、明るくハキハキと伝えましょう。
また、受付に着く時間が早すぎると迷惑になってしまうため、5〜10分前の到着を計画してください。
オンラインで面接の場合は、WEBミーティングツールに入室し、一番最初に入るルームで名乗ってください。
「本日〇時から長期インターンの面接の予約をしております、〇〇大学の〇〇と申します」
その後、最初の部屋にいる社員から次の案内がされます。
そのままその部屋で面接が行われる場合と、ブレイクアウトルームなどに移動する場合があります。
受付をし、面接場所に移動したら、面接官が来るまで立って待っていましょう。
「座っていいですよ」と言われた場合は、面接官の足音などが聞こえてきたら立ちあがってください。
面接室に誰もいないからといってスマホを見たり、だらけたりするのは控えましょう。
長期インターンの選考で受付をする場合、面接官だけでなく受付の人も自分を評価しているのか気になりますよね。
どこから評価対象になっているのか知りたいと思います。
そこで、ここでは受付の人も学生の対応を見てみて、それが選考結果につながるのかどうか解説していきます。
結論、長期インターン選考では受付の人も学生の対応を見ている場合が多いです。
必ずしも受付の人が面接官に学生の印象や態度を伝えるわけではありませんが、見られていると思っておいた方がよいでしょう。
なぜなら、面接は基本的にオフィスに到着した時点から始まっているとされているからです。
では、受付の人はどのようなポイントを見ているのでしょうか。
面接会場に着いたら、自ら受付に行き、名乗ることが大切です。
呼ばれるまで待っていたり、うろうろしていたりすると印象を下げかねません。
早く着きすぎたときは、迷惑にならないように10分前まで面接場所とは違う場所で時間を潰しましょう。
第一声はあなたの第一印象につながるため、明るく笑顔で挨拶することが重要です。
受付の人は、受付時間を見ています。
面接が10:00からの場合は、9:50〜9:55の到着がベストです。
それより早くても待機時間が長くなってしまいますし、逆に10時ギリギリだと移動しているうちに面接が始まってしまいます。
受付をする際は、身だしなみや髪型を整えておきましょう。
移動中に身だしなみが崩れてしまう恐れがあるので、手鏡などで確認しておくといいですね。
特に、スーツの着こなし方や荷物、髪型は見られるポイントです。
シャツの襟が折れていないか、ボタンは閉まっているか、カバンのチャックは閉めているかなど建物に入る前に確認してください。
長期インターン選考の受付の人は、一般的なマナーが守れているかも見ています。
たとえば、ロビーでスマホをいじっていないかや周りの迷惑になっていないかなどです。
オフィスに入ってからはすべて見られていると思って行動するのがベストです。
面接後、オフィスから出るまでも受付の人が見ている場合があるので、気を抜かず挨拶をして帰りましょう。
私は大学3年生の夏から長期インターンを始めました。
対面での選考ではなくオンラインだったため、オフィスの受付は経験していません。
オンラインミーティングツールに入室し、担当者が来たら、自ら挨拶をし、名乗りました。
オンラインの場合、コートを脱いだり、待機したりなどは気を付けなくていいので、対面よりは楽かもしれません。
オンライン選考であっても、5分前にはツールに接続し、音声やカメラの調整をおこないましょう。
また、上半身しか映りませんが、身だしなみや部屋の背景は見られているので、注意が必要です。
今回は、長期インターンの面接選考の受付でなんて言うかについて解説しました。
5〜10分前に受付に行き、氏名と要件を伝えます。
「本日〇時からインターン面接の予約をしております、〇〇大学の〇〇です」
その後面接室に移動したら、担当者が来るまで立って待ち、担当者が来たらまた自ら挨拶しましょう。
受付の人は、オフィスに入って来たときから出ていくまで見ていると思って行動することが大切です。