長期インターンはグループディスカッションにつながる？
長期インターンはグループディスカッションの練習になる？
長期インターンに参加したいと考えている学生の中には、就活に役立つ経験をしたいと思っている人がいるでしょう。
せっかく長い期間時間を取って長期インターンをするからには、就活やその後の経験に活かしていきたいですよね。
就活では、ESや面接、SPI、グループディスカッションなどさまざまな選考がおこなわれます。
今回は、その中でもグループディスカッションに焦点を当て、長期インターンがグループディスカッションに活かせる経験となるのか解説していきます。
早速ですが、長期インターンはグループディスカッションの練習の機会になると言えます。
理由はいくつかありますが、主な理由を3つほど取り上げるので、順に見ていきましょう。
①議論の進め方がわかる
長期インターンでは学生も社員と同様の仕事を任されるため、責任や存在も社員と同様のものになる場合が多いです。
そのため、社会経験がない学生でも社員と同じように会議に出席します。
社内の会議では目標やミッションに向けて施策を話し合ったり、トラブルに対する解決策を出し合ったりします。
このように学生でありながら実際の会議に参加することで、議論の進め方を学ぶことができます。
グループディスカッションは、あるお題に対して3～6人ほどで議論をし、結論をまとめる選考です。
長期インターンで議論の進め方を理解しておくと、グループディスカッションでも効率の良い議論を展開できるようになるでしょう。
②社会人の前で意見を出せる
長期インターンで会議に出席する場合、学生も社員と同様の役割を求められます。
要するに、学生であっても社員と同じように意見を発したり、司会進行など役を務めたりするのです。
このように、実際の議論の場で話すことや、社会人の前で自分の意見を出す経験はグループディスカッションで活かせるものとなります。
意見は持っていても、誰かにわかりやすく伝える経験をしていないと、説明の仕方や話の切り出し方がわかりませんよね。
話し合いの場でしゃべりだすことが苦手な人ほど、長期インターンという学生向けの職場体験の機会を用いて、一足先に社会経験を積んでみましょう。
③発想力が高まる
長期インターン先での議論の場では、未経験の学生も会社のためになる意見を求められます。
そのため、単に思い付きのアイデアを出せばいいのではなく、トラブルを効率良く解決したり、実現可能で会社の利益を上げることにつながったりするような意見を出さなくてはならいのです。
したがって、長期インターンの経験は多角度から物事を捉え、最適解となるアイデアを出す練習になります。
グループディスカッションでは、話すことだけでなく適切なアイデアを生み出す発想力も重要になるため、長期インターンという実務の場で社会や会社のためになる発想力を磨いてみましょう。
グループディスカッションの対策と練習を紹介
グループディスカッションが苦手だなと感じている人がいると思います。
複数人で意見を出して、お題に沿った結論を導き出すのは大変ですよね。
そこで、ここからはグループディスカッションの苦手意識を克服するために、やるべき対策と練習方法について解説します。
①ニュースチェックや業界分析
グループディスカッションの対策として、個人的にやれることはニュースを読むことと業界や企業分析です。
グループディスカッションではホットなニュースが話題となることが多いため、ニュースを追っていると意見が出しやすくなります。
また、前提知識が全くない場合に起こりやすい、的外れな回答も防げます。
そして、グループディスカッションがある企業の選考では、業界や企業研究のレベルが図られていることが多いです。
そのため、業界の特徴やその企業の将来のビジョン、現状の課題などを理解しておきましょう。
②グループディスカッションセミナー
グループディスカッションは慣れていくことで、コツを掴めます。
数をこなしていく必要があるため、グループディスカッションセミナーやイベントに参加することをおすすめします。
「グループディスカッション対策」と検索すると就活生が参加できるセミナーやイベントがたくさん表示されますよ。
グループディスカッション対策のセミナーやイベントでは、グループディスカッションの一般的な流れや注意事項の説明から始まり、実際に3～6人でグループを組んで実践してみるコンテンツが多いです。
選考ではないため合否は出ませんが、本番さながらに練習できるため、機会がある人は積極的に参加してみてください。
長期インターンおける著作者の経験
私は海外インターンに参加していましたが、未経験の学生であっても社会人に交じって会議に出席していました。
議論の場では、単にアイデアをいっぱい出せばいいのではなく、組織のため、課題解決のための意見を求められていました。
そのため、アイデアを出すことに加えて、論理的な説明や合理性、効率性なども考慮する必要があったことを覚えています。
社会人の前でわかりやすく意見を発することや、議論のスムーズな進め方を学べたことは就活のグループディスカッションに活きていたなと思います。
グループディスカッションで話が脱線したときの戻し方や結論のまとめ方は場数をこなすことで身に着くので、不安な方はセミナーやイベントで対策を積みましょう。
まとめ
今回は、長期インターンの経験が就活のグルディス選考に活かせられるのかについて解説しました。
長期インターンでは学生も社員と同様に議論の場に参加し、意見を出したり、進行役を務めたりします。
このような経験は就活のグループディスカッションに活かせる経験となるので、長期インターンに参加している人はぜひ会議がグルディス対策につながっているんだと意識してみてください。
また、長期インターンはしていなくてもグループディスカッションの対策に関心がある人は、イベントやセミナーに積極的に参加してみましょう。
