OBOG訪問をしようか迷っている学生がいるかと思います。
授業やその他の就活・インターンなどの予定で忙しいとOBOG訪問の時間確保が厳しいですよね。
しかし、OBOG訪問には他にないメリットがたくさんあります。
OBOG訪問では、その会社で働いている人から直接話を聞くことができます。
そのため、インターネットで検索したときには得られなかったリアルで最新の情報を得ることができるのです。
また、話を聞くだけでなく自分からOB・OGに対して気になることを質問できるため、不安や懸念を解消することができますよ。
OBOG訪問は、オフィスで実施されることが多いため、OB・OGの話を聞くことに加えて、簡単な会社見学も可能です。
また、さまざまな施設を回れなかったとしても、ほかの社員や社内の雰囲気を知ることはできます。
そのため、企業調べで得た情報・イメージと実際の職場が同じかどうか確かめることができますよ。
OBOG訪問では、実際に働いている人から話を聞けるため、会社に対する理解度が上がります。
また、その会社の選考を突破した先輩から選考ポイントを教えてもらうこともできるかもしれません。
選考に関して不安なことやわからないことがあれば相談できるので、OBOG訪問は選考対策にもなる機会と言えます。
参考記事:https://www.pacificu.edu/admissions/blog/what-is-an-alumni-network
結論、OB訪問は就活で有利に働くことが多いです。
ただし、OB訪問をしたからと言って必ずしも選考に合格するというわけではないので、注意してください。
では、OB訪問のどのような点が就活に有利になるのでしょうか。
OB訪問をして、実際に働いている人から話を聞くことで、インターネットでは得られなかった情報を得ることができます。
そのため、どの部署でどんな業務をしたいのか、その会社でどんなキャリアを歩みたいのかなど選考で聞かれる質問の回答を具体的に考えることに役立ちます。
この点において、志望動機をより具体的かつリアルで最新な情報を交えて回答することができるため、企業理解度が伝わりやすくなります。
OB訪問をすると、話をしてくれたOB・OGはもちろんのこと、社内見学や社員質問会などで出会った社員と交流することが可能です。
企業理解の段階で複数の社員と交流を持っていれば、いくつかの視点から意見・情報をもらえます。
また、選考に進んだ際、交流のある社員が面接官を担っていれば、話したことがある人から面接を受けられるかもしれません。
あなたのことを知っている人が面接官であれば、難しい話や回答に詰まることがあっても、汲み取ってくれたり、補足を入れてくれたりして助けてくれる可能性もあるでしょう。
OB訪問は就活で絶対やらなくてはいけないことではありません。
そのため、時間を使ってOB訪問をし、企業を理解しようとしている姿勢は熱意の表れになります。
授業や他の就活の予定がある中で、OB訪問をすることは、その会社に興味があり、志望度が高いことをアピールする機会になるため、OB訪問できるチャンスがあれば、ぜひ積極的に行動しましょう。
OB訪問をする際は、予め聞きたいことや質問を用意しておくことが大切です。
せっかく学生のために時間を作ってくれているOB・OGが待っているので、少しの時間も無駄にしないようにできる限り準備しておきましょう。
参考記事:https://mohr.uoregon.edu/blog/2024/05/14/alumni-are-your-job-searchs-secret-weapon/
ここでは、OB訪問で聞いておきたい質問を10個ご紹介します。
○○さんが担当している業務を具体的に教えてください。
1日のスケジュールや1ヶ月の業務の動きなどを教えてください。
これまでの仕事で面白い・新しいと思ったことをお聞きしたいです。
仕事をしていてどんなときに辛い・大変だと感じますか
○○さんが思い描く御社でのキャリアを教えてください。
御社に入社を決めた決め手やポイントを知りたいです。
御社は今後どのように成長していくと感じていますか
○○さんから見て競合他社と比較したときの強みと弱みを教えてください。
働いていて役になっている制度や取り組みがあったら教えてください。
○○さんから見てどのような新卒社員を求めていますか
私は大学3年の12月から本格的に就活を始めました。
そのため、冬季インターンシップの締切ギリギリくらいの時期でした。
インターンシップの申し込みや就活情報の確保で手一杯だったこともあり、OBOG訪問をする時間や選択は正直なかったです。
ですが、現在新卒専門の人材会社で働いていたり、就活生の友人と話していたりすると、OBOG訪問は学生だからこその特権だなと思っており、実施すべきだなと感じております。
インターネット上の情報を集めて企業探しする就活生が多いため、社内の雰囲気や最新の情報などは社員と話す接点を持った後に知ることがほとんどでしょう。
しかし、この社員と話す接点は多くの場合、説明会や面接しかなく、説明会だと自分が質問できる時間は限られていると思います。
そのため、十分な情報を得られず、不安や懸念が残ったまま選考に進む場合が多いでしょう。
社員と話せる機会が少ないからこそ、選考が始まる前のOB訪問のチャンスが重要なのです。
気になることを聞けるだけでなく、今後の選考に役立つ点においても、OB訪問はとてもおすすめです。
今回は、長期インターンや就活において、OB訪問が必要かどうか解説しました。
結論、OB訪問は絶対やらなくてはならないものではありませんが、リアルな情報を得たり、自分の目で社内を確かめたりするためにもチャンスがあるのであれば積極的に参加すべきだと考えます。
OB訪問をする際は、事前に聞きたいことをまとめておき、不安や懸念を払拭できるように準備しておきましょう。