大学生はAI時代に何をすべき?|「仕事を奪われるかも」という不安を、今できる準備に変える
生成AIのニュースを見るたびに「自分が就く仕事はなくなるのでは」「大学で学んでいることに意味はあるのか」と不安になる大学生に向けて、不安の正体と、学生のうちにできる準備をまとめました。
AI時代に大学生がすべきことは、AIを使いながら「何をやるか決める・人と進める・結果に責任を持つ」経験を、学生のうちに積んでおくことです。
- 不安の正体は「人に何が残るのか分からない」ことAIに何ができるかより、自分の役割が見えないことが不安を大きくします
- AIで作業が速くなるほど、決める・進める・責任を持つ経験が価値を持つ作業はAIに手伝ってもらえても、何をやるかを決めて、結果を引き受けるのは人です
- その経験は、授業より実際の仕事の現場で身につく大学の学びは考える土台になります。足りないのは、それを仕事で使う場です
AIでできることは、これからも変わり続けます。この記事は将来を予想するものではなく、今の大学生が自分で選べる準備に絞って書いています。
AIの不安が強くなる瞬間
AIへの不安は、ふだんは忘れていても、ある瞬間に急に大きくなります。思い当たるものはありませんか。
- AIのニュースや記事を読んだ夜「自分が就く仕事、なくなるんじゃないか」
何か行動しないといけない気がするのに、何をすればいいか分からない
- レポートをAIに手伝ってもらったあと「これ、自分がやる意味あるのかな」
便利さと同時に、自分の役割が小さく見えてくる
- 授業を受けているとき「この勉強、AIに聞けば済むのでは」
大学で学んでいることと、将来の仕事のつながりが見えない
- 就活の情報を見はじめたとき「新卒の採用が減るって、本当?」
うわさが先に耳に入り、何を準備すればいいかが見えない
- 志望する業界や職種を調べたとき「AIに奪われない仕事を選ばないと」
やりたいことより、なくならなそうな仕事で選びそうになる
Voilに相談に来る学生からも、同じ不安をよく聞きます。どの瞬間にも共通しているのは、「AIに何ができて、自分に何が残るのか」が見えていないことです。
不安の正体は「人に何が残るのか分からない」こと
AIの不安は、AIが怖いというより、自分の役割が見えない不安です。役割が見えないから、何を準備すればいいかも決められません。
働いた経験がないと、仕事の中身は「作業」しか想像できません。作業だけを思い浮かべると、どれもAIに置き換わりそうに見えて、不安が大きくなります。
実際の仕事は、作業だけでできていません。何をやるかを決める、人と一緒に進める、結果に責任を持つ。この3つが、作業の前後に必ずあります。AIで作業が速くなるほど、仕事の中で価値を持つのはこの3つの経験です。
AIに任せやすいこと、人に残りやすいこと
仕事を「作業」と「作業の前後」に分けると、AIに任せやすいことと、人に残りやすいことが見えてきます。大学生がよく関わる仕事の動きを、3つの見方で比べました。
速くなる人が
決める人と
向き合う
AIに手伝ってもらいやすい。何を調べるかと、合っているかの確認は人
最初の形は速く作れる。誰に何を伝えるかは人が決める
手順が決まっているほど、道具に任せやすい
AIは案を出せても、どれをやるかを選ぶのは人
相手の困りごとを聞き、納得してもらいながら進める
うまくいかなかったときに、引き受けて次を考える
よく当てはまるある程度当てはまりにくい
上の3つは、AIを使うほど速く終わるようになります。下の3つは、AIを使っても人が担う部分が大きく残ります。AIでできることは変わり続けるので、目安として見てください。
大事なのは、上と下が別々の仕事ではないことです。AIで作業を速く終わらせて、空いた時間で決める・進める・責任を持つ。これが、AI時代の働き方の基本になります。
大学で学んでいることに、意味はある?
あります。大学の学びは、AIの答えをうのみにせず、正しいかを判断するための土台になります。知識がないと、AIが出した答えの良し悪しも見分けられません。
レポートやゼミで鍛える「問いを立てる」「根拠を示す」「人に伝わるように書く」は、そのまま「何をやるか決める」力につながります。足りないのは学びそのものではなく、それを実際の仕事で試す場です。
あなたの不安はどれ?4つのタイプ
同じ「AIが不安」でも、中身は人によって違います。いちばん近いものを選んでみてください。
「AIに奪われない、安定した仕事を選びたい」
やること業界より先に、仕事の中身を自分の目で見る
避けたいなくならなそうという理由だけで、やりたくない仕事を選ぶ
「AIを使いこなせないと、置いていかれる」
やること毎日の勉強や作業でAIを使い、何に使えるかを自分で確かめる
避けたい使い方の情報集めだけで終わり、何にも使わない
「この授業、AIに聞けば済むのでは」
やること学んだことを、実際の課題に使う場を持つ
避けたい意味がないと決めて、学びそのものを手放す
「焦っているのに、何から手をつければいいか分からない」
やることAIを使いながら、決める・進める・責任を持つ経験を1つ始める
避けたいニュースを追い続けて、不安だけが大きくなる
どのタイプも、行き着く答えは同じです。AIに何ができて、人に何が残るのかを、実際の仕事の中で確かめること。それが分かると、不安は「何を準備するか」に変わります。
大学生のうちにやっておきたい3つのこと
AI時代に向けた準備は、特別な勉強から始めなくて大丈夫です。今の生活の中で、次の3つを順番に足していきましょう。
- AIをふだんから使ってみる今日から調べもの、レポートの構成、文章の見直しなどに使い、どこまで任せられて、どこから自分が考える必要があるかを体で覚えます。大学のルールは守りましょう
- 「何をやるか」を自分で決める場面をつくる今の学期からゼミやサークル、アルバイトで、言われたことをこなすだけでなく、目的を考えて提案してみます。決めた理由を言葉にする練習になります
- 人と進めて、結果が返ってくる場に身を置く時間が取れる時期に自分の仕事に相手がいて、うまくいったかどうかが返ってくる場です。授業だけでは、この経験がいちばん足りなくなります
3つ目は、ひとりでは作れません。仕事の現場に入るのが近道です。
AIを使いながら「人に残る経験」を積める場所
3つ目の場の1つが、長期インターンです。会社の仕事を社員と一緒に、数か月以上続けて担当します。AIを実務で使いながら、決める・進める・責任を持つ経験を、学生のうちに積めます。
- AIを実務で使うレポートで使うのとは違い、仕事の成果を出すための道具として使います
- 何をやるか決める細かい指示が少ない仕事ほど、目的から考えて動く場面が増えます
- 人と進めて、結果に責任を持つ一緒に働く社員や、仕事の先にいる相手がいます。結果が返ってきて、次の手を考えます
実際に長期インターンをしている学生の言葉です。
「加えて、ChatGPTなどの生成AIを用いてプログラミング言語やExcelの関数を書き出してもらったり、大学のレポート等で使う以外の使い道を見つけられたのはとても大きいと思います。」
シアンで長期インターンをした学生の体験談
「事業運営に関わる中で、業務自体に対しても具体的な指示は少なく、自分の頭で考えて動く機会が与えられるため、思考力が養われます。」
GenAiで長期インターンをした学生の体験談
「次のKPI達成に向けて、現状のリソースでは難しいことも多々あります。そんな中、自身の考えた施策を思い切って上司に伝え、それが採用してもらえた時はやはりとてもやりがいを感じられます。」
シアンで長期インターンをした学生の体験談
「目標が高いことや、社員と同じ扱いをされることです。インターン生であろうと、いちメンバーとして扱われます。」
BEYOND BORDERSで長期インターンをした学生の体験談
どんな仕事を任され、AIをどう使うかは、会社によって大きく違います。求人票では、この差はほとんど見えません。学生に本気で向き合い、良質な仕事を任せる会社ほど応募が集まり、受かるのも簡単ではありません。
就活で長期インターンの経験がどう見られるかは長期インターンはなぜ就活で有利と言われるのかに、AIの不安と一緒に「やりたいことがない」悩みを抱えている人は将来が不安で、やりたいことがない大学生へにまとめています。
よくある質問
AIに仕事を奪われない職業はある?
AI時代に、大学生が身につけるべきスキルは?
文系の大学生は、AI時代に不利?
生成AIで就活は変わる? 不安なときは何をすればいい?
AIやIT系の会社でないと、AIを使う経験は積めない?
長期インターン選びも相談できます
Voil(ボイル)は、プロのキャリアアドバイザーが、理想のファーストキャリアに繋がる長期インターン先を紹介する、長期インターン専門のエージェントサービスです。
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