長期インターンの「あるある」を徹底解説！ほかのインターンには魅力とは？

長期インターンとは

長期インターンとは、学生が企業で働き、実務経験が積めるインターンシップのことを指します。

長期インターンでは、学生でも社員と同様の仕事を任されます。

そして、その仕事が労働とみなされることにより、学生にも給与が支払われます。

長期インターンの給与形態は、主に時給制、日給制、成果報酬制の3つです。

長期インターンの参加期間は3ヶ月以上が一般的であり、専門的なスキルを身に着けるには半年〜1年以上の継続が求められています。

長期インターンを実施している会社はベンチャー企業が多く、また首都圏の求人数が多いため、1ヵ月以上の長期インターンを経験している学生は東京圏に集中している傾向があります。

また、長期インターンの期間が長くなるほど、理系学生の参加割合が高いです。

参考記事：https://careers.umbc.edu/employers/internships/what-is-an-internship/

長期インターン「あるある」エピソード集

長期インターンが実際にどんなインターンなのか詳しく分からず、参加を迷っている人はいませんか。

周りに長期インターン経験者がいないとリアルな話がなかなか聞けませんよね。

そこで、今回は長期インターンの「あるある」エピソードを集め、長期インターンがどんな特徴があるインターンなのかをより具体的に知っていただきたいと思っています。

では早速、長期インターンでよくあることをポジティブな面もネガティブな面もどちらも紹介していきます。

①未経験からでもスキルが得られる

長期インターンでは未経験の学生であっても、社員と同等の業務を遂行するために、さまざまなスキルを身に着けながら働きます。

最初は基本的なビジネススキルさえない状態だとしても、3ヶ月ほど継続していくと社員と同等の業務がこなせるようになっていきます。

そして、半年ほど継続すると専門的なスキルも身に着いていき、1人で遂行できる業務も増えます。

②スキルが身に着かないと業務が単調である

未経験の学生が長期インターンを始めるとはじめの頃は基本的なビジネススキルの習得です。

そのため、できる仕事が少なく、業務が単調になってしまい退屈さを感じる場合があります。

数か月続けていけば業務内容も広がり、新たなスキルが習得できるため、はじめの頃は基礎固めだと思い、少し踏ん張る力が必要です。

③思っていたよりも稼げる

実務を任される長期インターンでは労働の対価として給与が支払われます。

給与は最低賃金以上であり、時給制の場合1100〜1600円が相場です。

週3日5時間ほど働くとすると、1ヵ月の給与は7〜9万円になります。

アルバイトと同等かそれ以上稼ぐことができるので、想像よりも給与が高くなるのがあるあるの一つです。

④責任やノルマがきつい時がある

長期インターンでは学生も社員と同等の業務を任され、主体的な行動が求められます。

そのため、業務に対する責任も社員と同等ですし、ノルマが課せられる場合もあります。

学生でありながら、社会人と変わらないものを求められることがときに辛く感じてしまうのです。

ノルマがきつく自身のスキルに見合っていない時は上司に相談したり、1人で抱えきれないことはつらくなる前に早めに解消することが大切です。

⑤社内環境がイメージと違う

長期インターンの選考は比較的ステップが短いため、入社前に会社のことをよく理解するのが難しい傾向があります。

そのため、入社後に思っていた会社と違うと感じることが「あるある」です。

社内の雰囲気であったり、一緒に働く人の人柄や働き方もイメージが先行してしまうことがあります。

入社前の面談などで社員と話せる場があれば、少しでもイメージを具体化できるようたくさん質問してみましょう。

参考記事：https://www.fmarion.edu/wp-content/uploads/2016/07/PEAK-Proposal-Draft-11-7-17.pd

参考記事：https://research.rug.nl/files/829632621/The_Role_of_Emotional_Experiences_in_Commitment_Development_in_Internship_Students_1_.pdf

「あるある」から紐解く長期インターンの魅力

長期インターンでよくあること「あるある」はイメージできましたか？

ここからはそんな「あるある」な出来事から長期インターンの魅力を見つけていきたいと思います。

長期インターンではほかのインターンでは経験できないことがたくさんあるので、参加を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

①未経験でも給与がもらえる

長期インターンのほかのインターンにはない魅力はなんといっても、給与がもらえることです。

長期インターンでは社員と同等の仕事を任されるため、それが労働とみなされ、給与が発生します。

まだ社会に出て働いたことがない未経験の学生がスキルを学びながら給与をもらえるインターンは長期インターンくらいしかありません。

スキルを学ぶ段階を含めて報酬がもらえるのは大きな魅力ですよね。

②自己成長できる

長期インターンでは自主性が求められているため、目標を設定して、努力することがいい経験にするための重要なポイントです。

自分から動くことを意識し、指示を待たない姿勢を持つことによって自己成長を遂げられます。

スキルが身に着いていくと、やりたい仕事にチャレンジできるチャンスが増え、さらに成長できますよ。

③仕事や業界への理解が深まる

長期インターンでは実体験を通して、仕事への適性や向き不向きを確かめることができます。

また、業界や職種に関する知識も身をもって知ることができるため、理解度が高まります。

働くとはどういうことかがわかると将来についても考えやすくなるため、就活にも活かせる経験になるのが長期インターンの魅力です。

著者の体験

私は大学3年の夏から長期インターンを始めましたが、未経験ながら実務を担当し、学生のうちに成長していることが長期インターン「あるある」だなと感じていました。

実務を任されることや、社員と同等の主体性・責任を求められることはほかのインターンにはなかなかないため、長期インターンならではの魅力の詰まった「あるある」だと思います。

長期インターンへの参加を検討している人は、いろんなインターンがある中でなぜ長期インターンなのかという参加目的を明確にしていきましょう。

まとめ

今回は、長期インターン「あるある」を解説しました。

長期インターンは実務が経験できることや給与が発生することなどほかのインターンにはない特徴が詰まっています。

その反面、責任やノルマが思ったよりもあったり、スキルが身に着かないと業務が単調になってしまったりといったマイナスな面の「あるある」も存在します。

長期インターンへの参加を迷っている人は、「あるある」をおさえつつ、長期インターンにしかない魅力を探してみてください。