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    長期インターンに期限の上限はあるの?

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    栗田頌久
    株式会社Flamers Voil事業責任者
    大学卒業後は就職せずに独立。
    上京をきっかけに就職し、エンタメ業界のベンチャー企業でクリエイティブ制作のディレクターを担当。
    その後、COOの柴田に誘われVoilにキャリアアドバイザーとして参画。
    2023年6月からは事業責任者としてCAの他、法人営業や事業企画も担当。

    長期インターンに期限の上限はあるの?




    結論、長期インターンの期限の上限は、大学を卒業するまで(一般的には大学4年の3月31日)です。

    なぜなら、長期インターンの多くは学生が参加対象となっており、大学生や専門学生向けのインターンであるからです。

    したがって、長期インターンの期限は学生が終わるまでと言えます。

    そのため、3年生の春から長期インターンを始めた人は2年ほど継続できますし、1年の冬休みから開始した人は3年以上続けられることになります。

    このように、長期インターンには期間の上限が厳しく設定されているわけではありません。

    しかし、反対に最低限の継続期間は定められていることが多く、長期インターンを実施している企業のほとんどで3ヶ月以上の継続が求められています。


    参考記事:https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/pdf/daigakumukeshiryou_3_3.pdf



    長期インターンの期限別のメリット・デメリット



    長期インターンをやろうかどうか迷っている人の中には、継続期間で悩んでいる方もいるでしょう。

    大学の授業やサークル、就活の予定などを考えると参加期間の調整が難しいですよね。

    そこで、ここからは長期インターンに参加する期限別でのメリットとデメリットをお伝えします。

    メリット・デメリットどちらも理解したうえで、自分に適した参加期間を考えられるといいですね。


    ①3ヶ月以上

    メリット:どの会社でも必要となる基礎的なビジネススキルを習得できます。また、実際に会社で働くことによって、社内事情や業界の雰囲気などを知ることも可能です。

    ほかの長期インターンに参加する選択も取れるため、志望業界が決まっておらず、いろいろ経験したい人におすすめの参加期間と言えます。


    デメリット:半年以下の継続だと満遍なく業務を担当できるほど成長することが難しいため、やりたい仕事に挑戦できない場合があります。

    また、長期インターン経験として示せる実績が十分に得られないかもしれません。

    長期インターンでやり遂げた成果をきちんと提示したい人は、半年以上の継続を目指しましょう。


    ②半年以上

    メリット:業界や会社の特徴を抑えて、その業界や職種で通用するスキルを習得できます。

    また、一緒に働く仲間との信頼関係も築くことができ、コミュニケーションも取りやすくなるでしょう。

    スキルの習得度合いによっては、やりたい仕事を任せてもらえ始める時期と言えます。


    デメリット:長期インターンに参加することを前提に、2学期分ほど時間割を調整する必要があります。

    長期インターンに参加しやすいように、全休や半休を作ったり、授業を午前中にまとめてみたりなどです。

    また、半年の継続だと専門的なスキルを十分に習得するには、期間が短いため、専門的なスキルをもとに結果を出したい人はもう少し継続が求められます。


    ③1年以上

    メリット:アルバイトの代わりとしてお金を稼ぐだけでなく、社会人として働くとはどういうことなのかを身に染みて実感できるようになります。

    部署内の人だけでなく、経営陣や社外の人との接点も増え、いろいろな社会人から複数の働き方を学べるでしょう。

    即戦力となる人材として認められれば、長期インターン先での就職も視野に入ってきます。

    内定を得て、長期インターン先で就職したいと考えている人は、会社への理解を深めるためにも1年以上継続することをおすすめします。


    デメリット:1年以上継続するには、それだけ早めから長期インターンに参加しなければなりません。

    長期インターンを続けるには、学業以外の予定を減らす必要があるので、プライベートな時間が少なくなってしまいます。

    また、ほかの長期インターンに参加する余裕も限られてしまうため、いくつかの会社を経験したい人は、長期インターン開始時期をよく計画しましょう。


    参考記事:https://x.gd/GI3YF


    長期インターンにおける著作者の経験


    長期インターンをやってみたいけど、参加期間が決まっていないとどれくらい続けようか迷いますよね。

    私は大学3年の夏休みから長期インターンをスタートしましたが、始めた当初は継続期間のことを全然考えていませんでした。

    しかし、長期インターンを始めるとプライベートな予定よりも長期インターンが優先されるため、参加期間と予定の調整をしっかりしておくべきだったなと思っています。

    長期インターンに参加するからには、長期インターンでしか得られない経験や実績を積みたいと思っている人が多いと思うので、目的や目標から参加期間を計画できるといいですね。

    また、長期インターンには学生が終わるまで上限がないため、可能な限り長く続けることをおすすめします。

    1つの物事を長く継続した経験は評価されやすいですし、成長を実感できる機会にもなります。

    これから長期インターンをやる人は、できれば半年~1年以上の継続を予定して考えてみてください。


    まとめ

    今回は、長期インターンの期限の上限について解説しました。

    長期インターンは学生向けのインターンなので、期限としては学生が終わるまで(たとえば大学4年の3月31日)となっている場合がほとんどです。

    そのため、大学3年の夏から始めれば1年半ほどの継続が可能。

    1年の夏から始めれば3年以上継続できます。

    どのくらいの参加期間がベストなのかは人それぞれ異なりますので、長期インターンに参加する目的や達成したい目標から適切な期間を考えてみましょう。

    ただし、多くの長期インターンでは3ヶ月以上の継続が最低条件となっていますので、少なくとも3ヶ月は続けるように計画してください。


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